医療と介護の両方を必要とする高齢者が、住み慣れた小平でいきいきと笑顔で暮らせる地域社会を実現するために、市は現在遅れている「切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築推進」を平成30年度中に開始するとしていることから、以下質問しました。
東京一活力あふれる町こだいらへ、切れ目のない医療と介護の連携を
Q①切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制とはどのようなものか?
A自宅で生活している医療と介護が必要な方が夜間・休日や様態急変時にも必要な医療と介護の提供が受けられる体制。
Q②提供体制の構築に必要な具体的取組とはどんな内容で、その企画・立案は誰がどの様な体制で進めるのか?
A在宅医療・介護連携推進協議会で課題を整理し、対応策の検討を行う。
Q③医療と介護の両方を必要とする高齢者の相談の類型をあげそれに対する対応と連携について分かりやすく説明を?
A末期がんと、がんではない病気等の2つに分かれる。どちらも在宅医療と介護の二つのチームで支援するが、末期がんは見取りまで比較的短期間であり、急激に体調が変化していく本人とご家族を支援していく。
Aがんではない病気等の対応ではかかわりが比較的長く、時折現われる不安定な状態に対処しながら見取りに至ることが多く、ご家族の状況の変化にも対応しながら支援していく。
▼29年3月「いきいきこだいら高齢者見守りの輪条例」制定
今後10年、高齢者数がピークになっていく状況の中、高齢者を受け入れる病院や特養などの施設は慢性的に不足の状態にあります。
そこで在宅での医療・介護の連携を進めることが重要になっていますが、小平市でも独居高齢者や高齢者世帯など、どこに相談すればいいのか分からず不安な暮らしを続けている方々が数多くおられます。
私は29年3月、厚生委員長として高齢者の見守り条例案をまとめ初めての議員提出の政策条例である「いきいきこだいら高齢者見守りの輪条例」を全会一致で可決しました。
これからも東京一活力あふれる町こだいらへ、切れ目のない医療と介護の連携を求め、見守りの輪を大きく広げる活動を続けて行きたいと思います。
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)小平市議会議員のホームページ