議会基本条例が本日3月28日発効!
読売新聞掲載記事はコチラ
3月定例会最終日に全会一致で可決された、小平市議会基本
条例が、本日発効しました。
この条例は5年に渡る議論と、市民の皆さんから寄せられた
意見やパブリックコメントを反映させながら制定をめざし、11章
35条の体裁にまとめられました。
小平市議会では、条例ありきの進め方ではなく改革先行型で
合意形成ができたものは即実行に移してきました。
正副議長選挙の所信表明の実施に始まり議会報告会の実施
一問一答の質問方式採用、インターネット録画配信、会議の
原則公開として全員協議会・議会運営委員会の公開等です。
基本条例のポイントを紹介すると、
参考人制度の活用と、請願者の意見陳述の機会の保障。
市民との意見交換会の年2回以上の開催。
市長等に対する、文書による質問の導入。
災害時の議会としてのあり方の明記。
都市計画マスタープラン全体構想を議決対象と規定。
議長、副議長の選挙及び所信表明の機会を明記。
合議制の議会めざし、議員間の自由討議を規程。
議会が自ら変わる事で市民の皆様の暮らしをよりよく変え
るために、いよいよ着実に改革を進めて参ります
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「小平市議会基本条例」が全会一致で可決!
本日平成26年3月26日小平市議会3月定例会最終日、
「小平市議会基本条例」が全会一致で可決されました!
多摩26市の中では、多摩市、調布市、八王子市、東村山市、
立川市についで6番目の制定です。
これまでの経緯としては、今を遡る事5年前の、平成21年1月
に「議会のあり方研究会」が任意の勉強会として始まり当初は
議員定数や議員報酬についてのテーマでスタートしました。
その後、同年12月から第1期の「議会改革調査特別委員会」
が設置され、議会全体の基本的事項を議論する試みへと
進化し、13回に渡る議論が繰り広げられました。
そして23年5月からは第2期が設置され、19回の委員会を
開催。さらに、昨年25年6月からは「議会改革推進特別
委員会」と、推進の二文字を冠し、ここまで9回に渡り、議会
基本条例制定をめざし合意形成の議論を重ねてきました。
ここに至るまで、二元代表の一翼を担い、首長に対し議会と
してチェック機能を発揮するためには、会派の壁を乗り越えて
議会としての合意を形成していくしかないとの結論から、徹底
して議論を積み重ね本日を迎えることができました。
今日よりまた、制定された議会基本条例をツールとして更に
市民直結の議会目指し改革の歩みを力強く進めて参りたい。
「小平市議会基本条例」はコチラ
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今日は市内の全小学校で一斉に卒業式が行われました。
ご卒業された皆さん、保護者の皆様おめでとうございます。
桜はまだでしたが、汗ばむくらいの晴天に恵まれ、十四小でも
78名の子どもたちが希望の旅立ちです。
何度参加しても卒業式は感動的です。校長先生が子ども達
一人一人に声をかけ卒業証書を手渡すと、嬉しそうにニッコリ
微笑む子、真剣な決意の表情を見せる子、それぞれが新たな
未来への挑戦の始まりです。
式典で歌われる合唱にも感動です。今日は「絆」、「ふるさと」、
「あなたにありがとう」、「旅立ちの日に」が体育館に響きます。
▼村松校長先生の胸に飾られた美しいコサージュは職員の
方の手作りの作品だそうです。
一度しかない卒業式と入学式。
さあ出発しよう!4月からはみんないよいよ中学生です
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平成26年3月定例会の質問内容を順次報告致します。
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※2月27日(木)の一番目です。5月中旬まで視聴できます!
感染症予防ワクチンの正しい理解と
がん検診受診率向上のために!
●第1点目として、これまでも何度となく取り上げて来た
感染症予防ワクチン及びがん検診の受診率向上のための
施策について聞きました。
厚生労働省は水痘(水ぼうそう)と成人用肺炎球菌ワク
チンを定期予防接種に加え、今年の10月から実施する事
を発表しました。
水痘は毎年100万人以上が感染し、かゆみを伴う発疹が
現れそのうち約4000人が入院し約20人が死亡しています。
ワクチンは2歳までに2回接種します。
肺炎球菌は高齢者が重症化しやすい肺炎の約3割を引き
起こすとされ、65歳以上で1回接種します。
水痘ワクチンは当市も含め今まで8000円から9000円程度
の自己負担がありましたが、定期接種となり地方交付税で
9割措置されるため多くの自治体で無料となる方向です。
また成人用肺炎球菌ワクチンも3割措置されますが小平
市は既に市独自の公費助成で約半額4000円の補助が出て
いるため今後のこの2つの自己負担額を聞いたのです。
答弁は期待に反し、財源の課題を精査し検討するという
消極的なものに留まりました。かつての感染症予防への
前向きな姿勢は感じられなくなってしまった印象です。
●第2点目として、子宮頸がん予防ワクチンについて、
定期接種でありながら積極的な接種勧奨が一時的に差し
控えられるという不自然な状況となっていることから、
市の現状を聞きました。
小平市で平成23年度に43.5%まで上がった初回接種率は、
昨年度25年度にはどうなったか。何と8.3%まで下がって
しまいました。
更に合計3回の接種が必要ですが、市内の高校1年相当の女
子が96人、中学3年生女子が77人、中学2年生女子が89人、
中学1年生女子が58人も途中で宙ぶらりんになっている事
が判明しました。
風評の影響を受けて予防ワクチン接種者が減っている現実
は、それだけ感染と発病のリスクにさらされる女性が増え
ている事になり年間10000人近くの女性が発症、3000人
近い方々が亡くなるという現実があるのです。
日本では医学的に因果関係が否定されても、なお風評や
否定的イメージが残り、予防ワクチンの接種率が上がらな
いということが、これまでも度々繰り返されて来ました。
そうであれば予防強化のためヒト・パビローマウィルス
検査の実施を進めるべきではないか。答弁は検査実施の
体制が整っていないため、国の動向を見守るとのこと。
それでは市は、リスクにさらされている市内の女性達に
対し市として特段の配慮をしていないということにはなら
ないのだろうか。
●第3点目として、がん検診の受診率向上のため、
コール・リコールによる効果的個別受診勧奨と再勧奨を
積極的に実施すべき事を問いました。特に電話による
個別勧奨は大きな効果を発揮します。
池田市では無料クーポンの配布で受診率が20%アップ、
クーポンの期限が切れる3か月前の再勧奨で10%、合計で
30%アップに成功しました。
個別勧奨については、国の予算もついている事もあり、
20歳の女性への子宮頸がん検診の無料クーポン配布、
40歳の女性への乳がん検診の無料クーポン配布を行う
そうです。
その他、過去にクーポンの配布を受けた人や来年度検診の
対象年齢となる人へのコール・リコールや、クーポンを受
け未受診の人への無料クーポンの再配布も検討との事。
平成26年度の各種がん検診の受診率の目標について市は
設定していないとのことでしたが、受診率向上を掲げる
のであれば具体的目標の設定は必要ではないのか。
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▲ツタヤと提携した、佐賀県の武雄市図書館
平成26年3月定例会の質問内容を順次報告致します。
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※2月27日(木)の一番目です。5月中旬まで視聴できます!
仲町図書館を中心としたまちづくりの
グランドデザインと展望について!
26年度中のオープンをめざし、仲町公民館・図書館の合築に
よる建設工事が進んでいるが、当初言われていた図書館を
中心とした新しい街づくりへの展望をどのように描いているか
また新時代の図書館として、地域のシンボルとしての機能を
どう発揮していこうとしているのかを質問しました。
▼完成目指し工事が進む仲町図書館
仲町図書館はCASBEE(キャスビー)と呼ばれる、環境や
持続可能性を重視する評価ではAランクの建物となる予定だ。
設計には世界的に著名な建築家を起用し、建物自体は立派
なものになるとしても、重要なことは一つには外観に負けな
い斬新で特徴のあるサービスをどう描くかであり、
二つには小平市のまちづくりやシティセールスとして
図書館をどう位置づけ、どう活用していくのかです。
質問に当たり、佐賀県の伊万里市民図書館と武雄市図
書館の先進の取り組みを視察して来ました
伊万里市民図書館は、自由で公平な資料と情報を提供する
生涯学習の拠点として設置設計段階から市民意見を反映し
て作られリファレンス機能の強化に力を注いでいます▼
武雄市図書館は、樋渡啓祐市長の強力なリーダーシップで
ツタヤと提携し、おしゃれなショッピングモールの様な空間に、
CD・DVDレンタル、スターバックス、雑誌販売コーナー等を
併設、Tポイントカードを活用して、連日3000人を超える来館
者を集めています▼
果たして仲町図書館は何を目指すのか?
提案として、武雄も伊万里も進んでいないデイジー図書等
障害のある方に対する、電子図書や音声コード、点字読み
上げ装置、音声・拡大読書器などの機器やソフトの整備
を進め、全国どこの図書館にもない全ての人に優しい
先進のバリアフリー図書館をめざしてはどうか?
さらにWeb図書館の具体的検討や図書館を中心として
仲町周辺のまちづくりのグランドデザインをどう描くの
か等、まだまだ具体性に欠けると言わざるを得ません。
唯一、学校図書館と連携した調べもの学習の中心
館という方向性は発表されていますが、今後の推移を
見守りたいと思います。
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▲2月の大雪 市庁舎からの小平の風景
平成26年3月定例会の一般質問の内容を順次報告します。
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※2月27日(木)の一番目です。5月中旬まで視聴できます!
市の大雪対策について!
年に数回ですが、小平市でも大雪による市内交通の混乱や
アイスバーンによる歩行者の転倒事故等の他、除雪に関する
トラブルが多数発生する事から、始めに市の大雪対策につい
て質問しました。
先日の大雪の際には女性職員も含め、泊りがけで体制を組み
朝6時から雪かき対応をして頂き、市民の皆さんからは感謝の
声が上がりましたが、果たして大雪への市の事前準備は定め
られているかを問いました。
答弁としては、明確な定めはないものの、融雪剤の準備や、
都総合防災部の気象情報を各部に伝え、態勢を取っている
とのことでしたが、具体的準備の定めのないことに変わりは
ないので、次の大雪までの備えを求めました。
2月8日と14日の大雪による市内の実害としては、健康セン
ターと総合体育館のガラス屋根等が両日とも落雪により破損、
中央公民館の通路屋根が倒木により破損、その他農家のパイ
プハウスの被害やガレージの倒壊などがあったそうです。
▼喜平図書館の駐車場屋根も倒壊
▼直接には雪の被害とはいえ、根本が完全に錆びていました
老朽化設備の点検と安全対策も合わせて要望しました!
ちょうど1年前も雪で苦労しました
結びに、高齢者世帯等への緊急対応として、除雪支援や塩化
カルシウムなど融雪剤の頒布の検討を提案しましたが今後の
研究課題とのこと。ただ緊急対応として要望があれば、ある程
度の対応はしてくれるとのことでした
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