
小平市役所西側を走る、西武鉄道多摩湖線の線路沿いを色鮮やかな垣根に沿って進むと左手に健康福祉事務センターが見えてきます。
実は、市庁舎や健康センターには非常用自家発電設備があるのに、この健康福祉事務センターの建物には未設置でした。
そのため、大震災で停電が発生した時に、業務継続が極めて厳しい状況に陥ったと考えられました。
事実、1年前の東日本大震災の時には、市民生活の大きな役割を担う、介護福祉課、障害者福祉課、健康課、高齢者福祉課、生活福祉課などが甚大なダメージを受けました。
市役所の業務継続の観点から私は昨年の震災直後、6月定例会でこの点を指摘し、健康福祉事務センターへの非常用自家発電設備の設置を強く求めました。
その後費用対効果を検証した上で、補正予算約2500万円が計上され、先月3月末までに設置が完了しました。
スペックとして運転時間は軽油60ℓで約2.9時間。これは稼働率を60%程度として、約5時間の起動が見込まれます。本体の対応年数は約15年とのことです。
▲写真上は、非常用自家発電設備の電源設備です
これらの設置実現によって市役所のセンター機能が担保された事は、市民の命を守る業務継続計画BCPが、また一つ前進したといえます。災害に強い街・小平を目指して━
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