◎ 本日のキャスト
セニョール・ダン・・・お互いに顔を覚えているかなぁ?
男 ・・・これもひとつの自己顕示だ!
私 ・・・雨も滴(したた)るいい女?
「絶対、雨男がいるのよ。ホントに間が悪いわねぇ、お気の毒に。
当日キャンセルは、全額払わなきゃいけないものねぇ、ホテルは。
ゴルフ場はいいの?」
「じゃないの?ま、雨は決行、雪以外はするよ」
しっかり降る雨のなかを、セニョール・ダンは、高校時代の同期の
人達と、ゴルフ&懇親会にお出かけ。
「アラ、どこへ行っちゃったのかしら?」
まあ、いつもの事よ。言わない・聞かないの私達。
大体、嫌いなのよ、私は。あの
「When ? Where? Who ? What? How?極めつけに Why?」
を、聞き出さなきゃいられないって人が。ウチは、お互いの
スケジュールは、お互いのカレンダーに記入よ。だからって、
しょっちゅう見たりなんかしない。詮索好きじゃぁないって事。
お互い大人で、関心事が違って当たり前だからね。
今回は、ゴルフバッグの手入れなんかしていたし、
「ゴルフに行く。電話の話から、同期の集まりらしい」
もう、これで充分でしょう。
思い出した!
とうとう彼が退職するまで、どこまで通ってたか、知らなかっ
たって事を。東京都内だったってことくらい。私にとってはそれ
で充分だったのよ。彼が元気でいればね。
よく、自分の係累の肩書き、あるいは才能を、勲章にする人って
いるでしょう?女に顕著に表れるものだけど。
「主人は」「娘は」「息子は」「婿が」「嫁が」「孫が」・・・
思わず、それがどうしたの?って、聞きたくなっちゃう。
だって、そこには彼等は「私」のために存在してる、みたいな
傲慢・恥知らずを見せられるからね。聞いてるこちらが恥ずかし
い。言ってる本人は「羨ましいでしょう?」だけなんだけど。
そうねぇ、そういう人間には近づかないようにしてるわ。
だって、その人は、自分の人生は歩いていないのですもの。
気持ち悪いじゃない?実体があるけど、ない。って人と付き合う
なんてねぇ。
そうそう、自分の息子の話をする時は、
「ウチのバカ息子〇〇のことなんだけど」で、始まるのよ。
名前の前につく「バカ息子」・・・これは枕言葉なのよ。
「たらちねの」・・・母についたわよね、あれと同じよ。
ハハハハハ・・・枕だけど、謙譲語です。
そう、もうひとつ。高校生以上になって、
「お母さんが」「お父さんが」なんて、人に、特に年長者に言
ってはいけません。
それは、極親しい、家族ごと知っている間柄のみ遣えるのです。
「ウチのお母さんが・・」って、言われた時に、そのお母さんの
姿が浮かんでくる人のみに遣う言葉。
関西人が「ウチのおかあちゃんが、おとうちゃんが」って、
いい大人が言うのを聞いた時、ものすごい違和感を感じたけど、
今じゃあれは、方言として受け止めてるわ。
けれども、標準語で話すとしたら、やはり、他人に身内の事を
話すときは、敬称をつけてはいけないことぐらい常識として身に
つけて欲しい。丁寧語と謙譲語の区別くらいはしなきゃ恥ずかしい。
それで、会社にいる夫に緊急の用事で電話をした場合、電話を受けた
当然他人の社員が「生憎〇〇は席をはずしております」なんて
聞いたら、(あったのよ、過去に)「〇〇は、あなたの身内じゃなく
私の身内!、そう言う時は〇〇さんは、”さん”と、ちゃんと敬称を
つけるものなの!仕事の相手先にのみ自分の会社の人間を呼び捨てる
ものよ!」って、叫びそうになっちゃうのよ。今じゃ、携帯
に直接連絡が入れられる時代だから、そんなことも少ないでしょうが。
事ほど左様に、腹が立ち、情けない今日この頃ですよ。
どんなに偏差値が高くても、私の中では、そういうことがわから
ない、遣いこなせない人は、脳足リン人で、話したくない。
高学歴であればあるほどね、「バカ者!」って。
もう一つ、前にも書いたけれど、よそのお宅に伺って、後ろ向きで、
あるいは蟹のように横向きになってお玄関の框(かまち)に足を
かける人は、本当は「もうお引き取りになった方がいいんじゃない?」
って、言いたいわよねぇ。「親は?長じて、あなたは何を教えてきた
の?学んできたの?」ってね。育てる・育つって、生きた知識を確保
する事にほかならないんじゃないの?
順位をつけられないものにこそ大事なものが、潜(ひそ)んでいる事を
しらなきゃいけないのよ。知って崩すと知らないで崩れるのは、「天と地」
「月とすっぽん」「雲と泥」くらいの差があることを知りましょう。
ねぇ、大人達は何をしてきたの?言葉遣いは、最重要課題だった
でしょう?明治になって海を渡った遣米大使達が、賞賛されたそのたた
ずまい、彼等が醸(かも)し出すスピリッツは、賞賛の詩を書かすほど
だったことくらい、知らなきゃ!
その、お行儀がないって、私が言い切っちゃうアメリカ人の真似をして
恥ずかしくない? ないのよねぇ、情けない。
若者に迎合してはいけないのよ。立ちはだかってこそ、彼等は成長する。
そう、思わない? まず、その対象が親、そして、まわりの大人達。
そこに体当たりして突き破って、新たな文化が誕生、と私は思うんだけど。
まあ、しょうがないわね、なにしろ強固な「マスコミ教」信者の
皆様方ですものね。芸no人が、人生のお手本のご時世ですものね。
耳に心地いい言葉は、決してあなたのためになるとは限らないのよ。
そう、まさに「良薬口に苦し」よ。けれども「愛のムチ」という言葉も
胡散臭い。 ちゃんと選別しましょう。 マスコミ教信者の皆様。
あっちこっちに脱線しまくり。
なんせ、結婚2週間目で、無断外泊のセニョール・ダンだったからね。
まあ、何かあったら、その筋(こういう表現は誤解を招く?正真正銘の
かたぎです。一生懸命の企業戦士だったわね)から連絡が入るでしょう。
で、やってきた女だし。いっちいっち、幼児じゃあるまいに、なんだか
んだ言わなきゃならないなんて、煩わしい!の一語よ。なんせ、私は
彼の相方であって、マネージャーじゃあないからね。
夫婦の会話がない?大きなお世話よ。浮世の話をすることが夫婦の
絆を強くする事だって? やってれば~~~!
日本人は、もしかしたら、やっぱり私は、と言うより、私達夫婦は
紛れもない「典型的日本人夫婦」・・Japanese couple standard.
なのかもよ。最近、へんちくりんな日本人が増えてるからねぇ。
「黙して語らず」「行間を読む」「以心伝心」
なんて言葉。ここに共通してる事は、言葉は必要としていない と
いう事!けれど、意思疎通はなされる。これが日本人。
高度な脳耕民族。
それが、「話さなきゃわかんないでしょ!」
に、なってきちゃったからねぇ、淋しいねぇ、何でこう、脳作業を
したがらないのか? よ。
「思いを馳せる」、想像力を働かさなくなってきちゃった。そして、
自分を取り巻くものは、すべからず、「私のためだけに存在する」
というあさましさ、勘違い、欲深。
そりゃあ、結婚生活を維持するなんて、至難の技になって、簡単に、
「苦しんだのよ!簡単だなんて言うな!」あったりまえでしょう、
苦しまなくて、なんで人間を張ってられるの?
「世界は二人のため」なんかじゃなく、「世界は私のため」が、心
の隅に巣食ってるから、平気で「バツ一」なんて言えるのよ。悪い
のは相手、私は悪くない!本当にそこに「愛」があったとしたら、
事態は又違う展開をしたでしょう。問題は「愛」が何か知らない事。
ま、その話はこれまでとして、話を本線に戻して。
セニョールを駅まで車で送って、駐車禁止の道路の片側にビッシリ
違法駐車の車・車・車。反対側にハザードランプを点滅させて、
ゴルフバッグと着替えの入ったバッグを大急ぎで出してたら、その
違法駐車の中の、ある車の持ち主が、大きくクラクションを鳴らして
「止めんなよ~!何考えてんだ、おめえは!通れねえだろうが、ほ
かの車がよう!」だって。こういう御仁が、世の中に充満してるのね。
あっきれかえって、傘なんか開く気にもならなくて、雨に濡れながら
「あなたがしてることはいいの?」「ね、いいの?あなたは」
「ね、いいの?違法駐車でしょ!」って、言っちゃったのよ。
かなり冷静に、あどけない顔をして(多分そう見えたはず)。
そうしたら、すごすご車を発進させてたわ。
こういうのが、想像力の欠如と言う事!身勝手の何者でもないと
いうことを知らない大ばか者よ。その後、プンプンに怒って「何、
あの男は!もう、教養のかけらもない!大体この地域に教養人を求める
方が間違ってるのかもわかんないけどね!」って、人間、地域偏見まで
に発言拡大!そのくらい怒ったのよ。そして、セニョール・ダンから
不要になった傘を受け取り、彼の姿が駅構内に吸い込まれるまで見送って、
ハタと気付いたのよ。
「そうだ!あれをやるべきだった」ってね。何、あれ?
「What? Que ?」
「What are you saying? Que estas diciendo ?」
「I can't understand that you say. No se,tu estas
diciendo sobre algo!」
何?何言ってるの?何言ってるんだかわかんない!
・・・ 英語・スペイン語を続けて言う、のをね。
ってね。こういう機会は、滅多にないし、いつものお勉強の成果を
試すのには恰好のチャンスだったのにねえ。日本語以外の言葉に滅
法弱い日本人だもの、そこを逆手にとって、追っ払う。 ウ~~ン、
いい機会だったのに~。 ま、あとで気がつくなんとやらだけどね。
文法? そんなものを気にしてたんじゃぁ、いつまでたってもしゃ
べれません。すべからず、勇気です! 気持ちです!気迫です!
言葉は「しゃべってなんぼ」のものでしょ!NOVAやECCに
行ってるから、自然に話せるようになります!左様ですか?
なのかなぁ~? 私は実践しないと全く身につかない人間なのでね。
ああ、しかし、あの男をギャフンと言わせたかったなぁぁぁ~~~。
ン?でも、あのあとスゴスゴといなくなっちゃったってことは、
ギャフンと言わせてたって事?
ン~、もしかしたらそうだったのかもね。そうなのね。私って、凄い
女だったのかもねぇ。
☆ 本日の言葉・・・黙して語らず、行間を読む、以心伝心
思いを馳せる
「天と地」「月とすっぽん」「雲泥の差」
「良薬、口に苦し」、愛のムチ
セニョール・ダン・・・お互いに顔を覚えているかなぁ?
男 ・・・これもひとつの自己顕示だ!
私 ・・・雨も滴(したた)るいい女?
「絶対、雨男がいるのよ。ホントに間が悪いわねぇ、お気の毒に。
当日キャンセルは、全額払わなきゃいけないものねぇ、ホテルは。
ゴルフ場はいいの?」
「じゃないの?ま、雨は決行、雪以外はするよ」
しっかり降る雨のなかを、セニョール・ダンは、高校時代の同期の
人達と、ゴルフ&懇親会にお出かけ。
「アラ、どこへ行っちゃったのかしら?」
まあ、いつもの事よ。言わない・聞かないの私達。
大体、嫌いなのよ、私は。あの
「When ? Where? Who ? What? How?極めつけに Why?」
を、聞き出さなきゃいられないって人が。ウチは、お互いの
スケジュールは、お互いのカレンダーに記入よ。だからって、
しょっちゅう見たりなんかしない。詮索好きじゃぁないって事。
お互い大人で、関心事が違って当たり前だからね。
今回は、ゴルフバッグの手入れなんかしていたし、
「ゴルフに行く。電話の話から、同期の集まりらしい」
もう、これで充分でしょう。
思い出した!
とうとう彼が退職するまで、どこまで通ってたか、知らなかっ
たって事を。東京都内だったってことくらい。私にとってはそれ
で充分だったのよ。彼が元気でいればね。
よく、自分の係累の肩書き、あるいは才能を、勲章にする人って
いるでしょう?女に顕著に表れるものだけど。
「主人は」「娘は」「息子は」「婿が」「嫁が」「孫が」・・・
思わず、それがどうしたの?って、聞きたくなっちゃう。
だって、そこには彼等は「私」のために存在してる、みたいな
傲慢・恥知らずを見せられるからね。聞いてるこちらが恥ずかし
い。言ってる本人は「羨ましいでしょう?」だけなんだけど。
そうねぇ、そういう人間には近づかないようにしてるわ。
だって、その人は、自分の人生は歩いていないのですもの。
気持ち悪いじゃない?実体があるけど、ない。って人と付き合う
なんてねぇ。
そうそう、自分の息子の話をする時は、
「ウチのバカ息子〇〇のことなんだけど」で、始まるのよ。
名前の前につく「バカ息子」・・・これは枕言葉なのよ。
「たらちねの」・・・母についたわよね、あれと同じよ。
ハハハハハ・・・枕だけど、謙譲語です。
そう、もうひとつ。高校生以上になって、
「お母さんが」「お父さんが」なんて、人に、特に年長者に言
ってはいけません。
それは、極親しい、家族ごと知っている間柄のみ遣えるのです。
「ウチのお母さんが・・」って、言われた時に、そのお母さんの
姿が浮かんでくる人のみに遣う言葉。
関西人が「ウチのおかあちゃんが、おとうちゃんが」って、
いい大人が言うのを聞いた時、ものすごい違和感を感じたけど、
今じゃあれは、方言として受け止めてるわ。
けれども、標準語で話すとしたら、やはり、他人に身内の事を
話すときは、敬称をつけてはいけないことぐらい常識として身に
つけて欲しい。丁寧語と謙譲語の区別くらいはしなきゃ恥ずかしい。
それで、会社にいる夫に緊急の用事で電話をした場合、電話を受けた
当然他人の社員が「生憎〇〇は席をはずしております」なんて
聞いたら、(あったのよ、過去に)「〇〇は、あなたの身内じゃなく
私の身内!、そう言う時は〇〇さんは、”さん”と、ちゃんと敬称を
つけるものなの!仕事の相手先にのみ自分の会社の人間を呼び捨てる
ものよ!」って、叫びそうになっちゃうのよ。今じゃ、携帯
に直接連絡が入れられる時代だから、そんなことも少ないでしょうが。
事ほど左様に、腹が立ち、情けない今日この頃ですよ。
どんなに偏差値が高くても、私の中では、そういうことがわから
ない、遣いこなせない人は、脳足リン人で、話したくない。
高学歴であればあるほどね、「バカ者!」って。
もう一つ、前にも書いたけれど、よそのお宅に伺って、後ろ向きで、
あるいは蟹のように横向きになってお玄関の框(かまち)に足を
かける人は、本当は「もうお引き取りになった方がいいんじゃない?」
って、言いたいわよねぇ。「親は?長じて、あなたは何を教えてきた
の?学んできたの?」ってね。育てる・育つって、生きた知識を確保
する事にほかならないんじゃないの?
順位をつけられないものにこそ大事なものが、潜(ひそ)んでいる事を
しらなきゃいけないのよ。知って崩すと知らないで崩れるのは、「天と地」
「月とすっぽん」「雲と泥」くらいの差があることを知りましょう。
ねぇ、大人達は何をしてきたの?言葉遣いは、最重要課題だった
でしょう?明治になって海を渡った遣米大使達が、賞賛されたそのたた
ずまい、彼等が醸(かも)し出すスピリッツは、賞賛の詩を書かすほど
だったことくらい、知らなきゃ!
その、お行儀がないって、私が言い切っちゃうアメリカ人の真似をして
恥ずかしくない? ないのよねぇ、情けない。
若者に迎合してはいけないのよ。立ちはだかってこそ、彼等は成長する。
そう、思わない? まず、その対象が親、そして、まわりの大人達。
そこに体当たりして突き破って、新たな文化が誕生、と私は思うんだけど。
まあ、しょうがないわね、なにしろ強固な「マスコミ教」信者の
皆様方ですものね。芸no人が、人生のお手本のご時世ですものね。
耳に心地いい言葉は、決してあなたのためになるとは限らないのよ。
そう、まさに「良薬口に苦し」よ。けれども「愛のムチ」という言葉も
胡散臭い。 ちゃんと選別しましょう。 マスコミ教信者の皆様。
あっちこっちに脱線しまくり。
なんせ、結婚2週間目で、無断外泊のセニョール・ダンだったからね。
まあ、何かあったら、その筋(こういう表現は誤解を招く?正真正銘の
かたぎです。一生懸命の企業戦士だったわね)から連絡が入るでしょう。
で、やってきた女だし。いっちいっち、幼児じゃあるまいに、なんだか
んだ言わなきゃならないなんて、煩わしい!の一語よ。なんせ、私は
彼の相方であって、マネージャーじゃあないからね。
夫婦の会話がない?大きなお世話よ。浮世の話をすることが夫婦の
絆を強くする事だって? やってれば~~~!
日本人は、もしかしたら、やっぱり私は、と言うより、私達夫婦は
紛れもない「典型的日本人夫婦」・・Japanese couple standard.
なのかもよ。最近、へんちくりんな日本人が増えてるからねぇ。
「黙して語らず」「行間を読む」「以心伝心」
なんて言葉。ここに共通してる事は、言葉は必要としていない と
いう事!けれど、意思疎通はなされる。これが日本人。
高度な脳耕民族。
それが、「話さなきゃわかんないでしょ!」
に、なってきちゃったからねぇ、淋しいねぇ、何でこう、脳作業を
したがらないのか? よ。
「思いを馳せる」、想像力を働かさなくなってきちゃった。そして、
自分を取り巻くものは、すべからず、「私のためだけに存在する」
というあさましさ、勘違い、欲深。
そりゃあ、結婚生活を維持するなんて、至難の技になって、簡単に、
「苦しんだのよ!簡単だなんて言うな!」あったりまえでしょう、
苦しまなくて、なんで人間を張ってられるの?
「世界は二人のため」なんかじゃなく、「世界は私のため」が、心
の隅に巣食ってるから、平気で「バツ一」なんて言えるのよ。悪い
のは相手、私は悪くない!本当にそこに「愛」があったとしたら、
事態は又違う展開をしたでしょう。問題は「愛」が何か知らない事。
ま、その話はこれまでとして、話を本線に戻して。
セニョールを駅まで車で送って、駐車禁止の道路の片側にビッシリ
違法駐車の車・車・車。反対側にハザードランプを点滅させて、
ゴルフバッグと着替えの入ったバッグを大急ぎで出してたら、その
違法駐車の中の、ある車の持ち主が、大きくクラクションを鳴らして
「止めんなよ~!何考えてんだ、おめえは!通れねえだろうが、ほ
かの車がよう!」だって。こういう御仁が、世の中に充満してるのね。
あっきれかえって、傘なんか開く気にもならなくて、雨に濡れながら
「あなたがしてることはいいの?」「ね、いいの?あなたは」
「ね、いいの?違法駐車でしょ!」って、言っちゃったのよ。
かなり冷静に、あどけない顔をして(多分そう見えたはず)。
そうしたら、すごすご車を発進させてたわ。
こういうのが、想像力の欠如と言う事!身勝手の何者でもないと
いうことを知らない大ばか者よ。その後、プンプンに怒って「何、
あの男は!もう、教養のかけらもない!大体この地域に教養人を求める
方が間違ってるのかもわかんないけどね!」って、人間、地域偏見まで
に発言拡大!そのくらい怒ったのよ。そして、セニョール・ダンから
不要になった傘を受け取り、彼の姿が駅構内に吸い込まれるまで見送って、
ハタと気付いたのよ。
「そうだ!あれをやるべきだった」ってね。何、あれ?
「What? Que ?」
「What are you saying? Que estas diciendo ?」
「I can't understand that you say. No se,tu estas
diciendo sobre algo!」
何?何言ってるの?何言ってるんだかわかんない!
・・・ 英語・スペイン語を続けて言う、のをね。
ってね。こういう機会は、滅多にないし、いつものお勉強の成果を
試すのには恰好のチャンスだったのにねえ。日本語以外の言葉に滅
法弱い日本人だもの、そこを逆手にとって、追っ払う。 ウ~~ン、
いい機会だったのに~。 ま、あとで気がつくなんとやらだけどね。
文法? そんなものを気にしてたんじゃぁ、いつまでたってもしゃ
べれません。すべからず、勇気です! 気持ちです!気迫です!
言葉は「しゃべってなんぼ」のものでしょ!NOVAやECCに
行ってるから、自然に話せるようになります!左様ですか?
なのかなぁ~? 私は実践しないと全く身につかない人間なのでね。
ああ、しかし、あの男をギャフンと言わせたかったなぁぁぁ~~~。
ン?でも、あのあとスゴスゴといなくなっちゃったってことは、
ギャフンと言わせてたって事?
ン~、もしかしたらそうだったのかもね。そうなのね。私って、凄い
女だったのかもねぇ。
☆ 本日の言葉・・・黙して語らず、行間を読む、以心伝心
思いを馳せる
「天と地」「月とすっぽん」「雲泥の差」
「良薬、口に苦し」、愛のムチ