ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

旬は、サン・キュッ・パッ!

2004-10-18 23:01:09 | Weblog
「さあ、今からタイムサービス。10本でサン・キュッ・パッ。
お刺身にもなる新鮮な秋刀魚(サンマ)だよー!」
これを無視できる?

今年は大漁のそれ。今や、一昔前のハタハタみたいに、アッ、こちらは乱獲の結果だけど、
真鰯は禁漁よ。潮の流れが大きく変わってきたのかどうか? なにしろ捕れないらしいわね。
時々ある、自然の気まぐれ。 鯵も、するめイカも、そんなことがあったわね。
関係諸氏は、お気の毒だけど、自然相手では仕方ないもの。いつものように
「Don't Panic! 騒ぐでない!」です。

鯛やヒラメ、フグ、まあ、食べた~いにはあまりならないし、時々セニョール・ダン
が釣りに行って、白身のお魚は食べられるから。けれど、鯵・鰯・秋刀魚等は、まめに
食べたいお魚よ。DHCやEPAを含むお魚は、青魚。毎日食べる人は、生活習慣病に、
かかりにくいって言うわね。セニョール・ダンは、だから多分その手の病気にはかからない
わね。何しろ毎晩、お酒の肴がマグロですもの。

お肉がメインの彼等から、クジラは捕るな! 本マグロは捕るな!って、うるさいったら
ありゃあしないんだけど、あの雄大な回遊魚の、マグロ、本マグロの養殖に成功したのよ!
ホレ、見なさい!この優秀な国民を!って、つい私が成功した訳じゃあないのに、胸を
反らしたりして。 でも、凄いわよねぇ。鯛、鰤(ブリ)に継いで本マグロまでよ。
エーイッ、ものはついでだー! シロナガスクジラも養殖しちゃえ~~~! 
それはチョット無理?
「しかし、よく飽きないもんですなあ、セニョール」。

そうそう、マグロのトロって、美味しいけど、高いわよね?でも、元々は、捨ててた部位
だったんですってね。野良犬、野良猫の食べる物。
マグロは赤身って、相場は決まってたらしいわ。なぁんてもったいないことを! 
それは高級品で、なかなか口に入らない者の意地汚い叫び、なんだけど。
お里が知れるわねぇ・・・ハイ、深~く反省します。

ま、それは兎も角、買いました10本サン・キュッ・パッなりの秋刀魚を。
はい、すぐ1本お刺身に。セニョール・ダンは、さっさとマグロで晩酌を始めてて、
「食べる~?」「いや、俺はこっちがいい!」
ショウガをすって、戴きました秋刀魚のお刺身を。おいしかった~。
残りの9本はどうしたかって?

頭としっぽを切落とし、内蔵を取り出し、水洗い。1匹を4切れに切る。
ちょっと大き目のお鍋に、黒砂糖・味醂・醤油・酒・梅干、ショウガ、
ここに私はレモンを入れるのよ。絞ってもいいんだけど、中身をポイッて入れるのよ。
お砂糖も、含め煮など、素材の色合いを生かしたい時は、普通の白いお砂糖を使うけど、
しっかり煮〆たいときは、黒砂糖なのよ。それらが煮立ったら、秋刀魚を入れて、
強火で煮立てたら、あとは汁気がなくなるまで、とろ火でひたすら煮込むのよ。

圧力鍋を使うと、早く出来るんだけど、なんだか怖くて使いこなせないのよ。
それに、どこかで「便利」ということに、胡散臭いものを感じる性質(タチ)の人間
だからね。なんせ、七輪で、お魚は焼くべし! なんて思ってるのですもの。
味付けは、冷めた時に美味しいって思うには、ちょっと甘いかしら?ぐらいがいいのよ。
出来上がったそれは、骨も柔らかくなって、そのまま全部食べられるわ。そして、
小分けにして冷凍庫へ。当座の食べる分だけ冷蔵庫。

エッ、もうちょっと薀蓄たれてもいい、って?
カルシウムにクエン酸がくっつくと、吸収がいいのよう。煮物をするときに、お酢を入れる。
ホラ、酸味が抜けることを「お酢が飛ぶ」って、言うでしょう。そう、酸味は飛んで、塩気は
少なめで済む。クエン酸はしっかり摂りたいものよ。
我が家は別名「スズキ・・・酢好き」というくらい、お酢を摂るウチよ。
スダチ、カボス、レモン、どれかは必ずあるわね。 

今日は、海の幸に感謝! ありがとう・・・よね?


   ☆ 本日の言葉・・・シロナガスクジラ。お酢が飛ぶ。クエン酸。
             再登場「お里が知れる」。