ミクロもマクロも

心理カウンセラーが気ままに書き続ける当たり前

ほっぺにチュッ!

2004-10-29 20:44:42 | Weblog
       ◎ 本日のキャスト

     タチバナ・・・スペイン語をあやつる八百屋のセニョ―ル
     マリア ・・・「Corazon Latino」の女主人
     ユタカ ・・・小学校3年生
     ユウキ ・・・小学校1年生
     ナラチー・・・ 友人

来月の学習センター使用申し込みに。
久しぶりに、タチバナサンのお店に。相変わらずお元気なセニョールよ。
通る人、通る人、しかも南米人にスペイン語で「元気?」って、声をかけまくりよ。
ちょっとでも足を止める人がいると、すかさず「僕の友人だよ。ちょっと話してってよ!」
「もう、いいわよ。私にも選ぶ権利はあるんだから、誰でも彼でもって、声をかけないで。
それに、セニョリータを私に紹介は、いらないからね。最近のお嬢さんたちは怖いのよ。
普通に話せない子ばっかりよ。世界は自分を中心に回ってるって、思ってるんじゃないの?
って、怖~~い! だから、もう誰も紹介しないでね」
最近、1人のお嬢さんを紹介されたんだけど、私にとったら異星人の何者でもないお嬢さんだったのよ。

相変わらずの読書。元総理の中曽根康弘が書いた本。その隣りに読みかけの、リスについての本。
たまたま、見開きの箇所に、「タイワンリス」の文字。
「そうなのよねえ、もうそのリスが日本中にいるみたいよね。でも、もう生態系が崩れるなんて
言えないくらい、物・人の往来は、世界中で起こってて、生物にしてもそれを阻止は難しいわよねぇ?」
「そうだよな、船でも飛行機でも、どこからだって入ってこられるからねぇ。今じゃあ」
「ねぇ、ところでメインジャンルは何?私は、女じゃ珍しいって言われる歴史ものが好きだけど」
「俺は、節操なく、手当たり次第に読むな。けど、ちょっと歴史は苦手かな?」

土曜日の言語交換で、ホワイト・ボードを使いたくて、前にマリアさんの所に預けてあった事を
思い出して、彼女のお店に。
私の可愛い2人のアミーゴス。彼女の坊や達。
ユウキ君は、私のほっぺたにチュッ。
「お久しぶり!元気そうでなにより。ところでユウヤ君は?」
「ペルーに行っちゃったよ」
「マリアさん本当?」
「そう、アナと一緒に、行ったのよ」
「アナさんのおめでたはいつだったかしら?」
「12月よ」
「エ~ッ、そうしたら、すぐ帰ってはこないのね?」
「そうだよ~!ユウヤは2年帰ってこないんだよ」
「わあ、そうしたら、2人ともユウヤ君の分まで、ママー、ママーって甘えられるわね」
「そうだよ~~~!」って、2人とも嬉しそう。
「宿題見て!」算数の割り算。ユタカ君が苦戦してるから、
「教科書を、わかるまで読む。大きな声で読むのよ。もう一回九九もね!(思わず、
スペイン語で)わかった?」
「Si.」初めて聞いた、ユタカ君の思わず口からこぼれ落ちたスペイン語。
マリアさんのスペイン語は、みんなわかってるみたいだけど、自分からは言わないんですって。
もったいない!

「私に会いたい人は、1ヶ月前から予約がいるのよ」
って、ふざけて言っていた、超多忙な友人ナラチー。帰宅途中に、彼女の家近くに。
車もバイクもあって、お家の中は、煌々と電気がついてたので、車を止めれば、お玄関の
ドアが開いて、彼女のお出まし。
「お久しぶりね。お元気だった?ところで今からお出掛け?」「仕事。12時まで」
「相変わらずの頑張りやさんをやってるのねえ。こんどゆっくり会いましょう!」
で、別れてきたけれど、ここにも「糖尿病」で、体がボロボロの背の君がいらっしゃる。
あっちにも、こっちにも「糖尿病」持ちがいるわ。我が従兄も、「糖尿病」が元で、
アッチコッチガタガタ。 回復の見込みがないのに・・・ナラチーとも言うんだけど、
なんだか今の医療はおかしい、って。生きてりゃいいの?
もちろん、医療関係者に文句を言う前に、その人が「どう生きてきたか?」が、大きく
問われているのは、自明の理なんだけど、なんだか変。

       ☆ 本日の言葉・・・「タイワンリス」「糖尿病」「自明の理」
             

 

ハロウィン

2004-10-29 01:05:19 | Weblog
◎ 本日のキャスト

  いつもの宣教師達、教会員家族、一般人
  六会のミチコサン・・・英会話、同じ教室。


先週の宿題が「ハロウィン・パ―ティ」に出席する事。
本日に繰り上げのパーティに、お菓子を持って、参加。
子ども達がいるわいるわ、急遽保育園に早代わりというありさま。
お姫様スタイル、アンパンマン(可愛かった)、魔女、天使 etc.
もちよりのお菓子が、テーブルに並び、まずは、「かぼちゃランタン」作り。
上になるほうを、まずくり抜き、次々に手が突っ込まれて、種取り。しるし通りに、
ナイフでカット。大体人の顔に似せてね。空洞になったその真ん中に、ローソクが
灯されて、各グループが作ったそれが壇上に並ぶ。
電気が消されて、イエーツ、お得意の「怪談話」。
仮装コンテストがあって、もちよりお菓子を食べながら、歓談。
教会のアルヘンティノと、アメリカ人のお嬢さんと、私の3カ国語会話。
大変よう3カ国語入り乱れての会話は、お互いに。

帰りに、アルヘンティノがお部屋から出てきて、土曜英会話教室が3~5時なので、
2時から、1時間お勉強しましょう!になったのよ。彼はスペイン語を、私は日本語を
教える、ということに。

夜に、甘いものを食べる、そんな習慣も、気もない私は、知人達に「さようなら」を
言って、会の途中だったけど退出。その足でブラジル人の例のお店へ。
「とりあえず、コーヒーをいっぱい。ポルトガル語でどういうの?」なんて、聞きながら。
もちろん、ノートに書いてね。
そうこうしてたら、同じ英会話教室のお嬢さんも見えて、六会のミチコサン。
「やっぱり、異質なものを感じるわね。あれは、アメリカ人のものだわ」
そこから、宗教の話やらなにやらよ。

養老孟司の「バカの壁」にあったように、「話せばわかるは、ない!」同感の私は、
このところの、モルモン教信徒達との交流で、益々その感が強くなるのよ。
白人コンプレックスは、皆無の私だから、冷めた目で見てるのわ。
アメリカ人が何をしようとしてるのか?ね。 ただ、新興宗教が若者を捕らえて離さない
のは、なぜ? 興味津々だわねえ。けれども彼等も、部外者の私には、一線を画している
のがわかるから、心してお付き合いしましょう。

つくづく、日本人の繊細さと知能の高さを知るようになったわ。外人達との交流の結果。
だからって、軽蔑してる訳でもないのよ。あくまでも個人としてどう?だから。
お付き合いしてる人が、結果、日本人、ブラジル人、ペルー人、アメリカ人 etc.という
事に過ぎないのよ。まず「~人ありき」ではないという事だわね。

「ハロウィン」は、日本人の体質には馴染まない。日本の「お盆」みたいなものと聞いたけれど、
全く異質なものだわね。そして、それは子ども達が楽しむイベント。
大人達は、どんな顔をしてればいいの? 途中退場者が言ってはなんだけど。そんな集まりでした。


☆ 本日の言葉・・・「話せばわかるは、ない」
    本日の本 ・・・「バカの壁」養老孟司 著