◎ 本日の電話の相手
デンチャン・・・高校時代の親友の1人
いきなりヒマラヤでトレッキング。
「デンチャン元気ねぇ!聞いただけで疲れちゃうわ」。
大学時代からワンダーフォーゲル部なんかに席を置いて、国内の山はもちろんの事、海外の山も。
「モンブランに行ってくるわ」
「いやぁ、考えられない。ケーキじゃあないわよねぇ」
「ケーキに、行って来るとは言わない。あれは食べる」
そんな彼女からの久しぶりの電話、最近は、誰かと電話で話すなんて事もなくなって、
もっぱらメール専門の私だけど、その刺激的な話に、フフフ、ひっさしぶりの長電話よ。
たまにはいいものねぇ。
その又同期の彼女の友人(もちろん私とも同期。デンチャンは仲良しこよし)。
ご主人の赴任について(私の記憶では、結婚早々だったはずよ)ソ連(ロシア)へ。
大学の専攻が、確かロシア語だったから、遣えて良かったのよ。 でも、その彼女、
次のドイツへ行ったら、もちろんご主人についてね。デンチャンの話なんだけど、
面白い女性でね。
ドイツへ入って、いきなり「ドイツ語を教える所で、一番授業料が高い所は?」で、
そこに決めたんですって。理由がふるってるのよ!
「私はケチだから、高いお金を払ったら、元は絶対にとる!」で、毎日、夜中の、時
には明け方までの猛勉強。 ハイ、ちゃんとモノにして、またたく間に翻訳まで出来
るまでになったそうです。スゴ~~~イ!
その彼女が、「ニューヨークは、チャンスがあれば絶対に行くべき!」
って、デンチャンに。オーストリア人と結婚しちゃったデンチャンの1人お嬢さんが、
一家3人で、半年のニューヨーク生活を。「ベビーシッターで行っちゃえば!」なんて、
私もそそのかしてたのよ。
その話に、件(くだん)の友人も「行きなさい!私も付き合うから」って。
まあ、のっぴきならない事情でニューヨークへは行かれなかったんだけど、
冒頭の
「ヒマラヤに行ってくるわね。11月1日~15日迄」になったのよ。
「ねえ、それで、彼女は今日本?」
「ううん、今は北京」
「エ~~ッ、今度は中国語?」
「わかんないわ」
「彼女の事だから、やってるかもねえ」
「うん、いっつも言うんだけど、ホントあなたはタダじゃあ起きないものね、って。
だから、もしかしたらそうかも知れない。なにしろ取り組んだら、半端じゃない
からねぇ」
「ねぇ、デンチャン、ドイツ語はいかが?」
「ウ~~ン、今一気が乗らないから、チンタラよ。あなたは?」
「まあ日々必要としてないからねぇ、難しいところよ。なぜだか特に、数字・曜日・月が、
なかなか覚えられないのよ。実はさっきまでブツブツ言って、書いてたところだったのよ。
でも、面白がってはいるわ」
って。こういう友人との話は楽しい!
「ねぇ、マッキンレーって、植村直巳が遭難した所よね。そうそう、キリマンジャロは 行 った?」
「行かない。もうこの年令になったら、きれいな所がいい!、スイスなんかみたいなね」
「そう。私は、アフリカとモンゴルは行きたいって、子どもの頃からず~っと行くんだって、決めてて、変更なし!なんだけど、予防接種やらなんやらで、ちょっと面倒臭くはあるわね。ところでネパールって、何語?」
「英語だと思う。でも、日本人のガイドだし、言葉の心配はないのよ」
「だって、英語なんかだったら、不自由ないでしょう?」
「そんなことないわよ」
「ねぇ、フローリアンに会いたい。いつかご一緒させてね、オーストリアに行く時に」
「フフン」
彼女の可愛~いハーフ3才のお孫さん。この春会ったんだけど、覚えててくれてるかしら?達者な日本語をしゃべってたけど、今でもチャンと、我が友人とは日本語でお相手。
春に会った時に
「フローリアン、それをドイツ語で言ったら?」
「・・?・・・」
「忘れちゃった?」
「ウン、忘れちゃった」
「こんなこと言ってても、帰って2週間もしたら、日本語も、忘れちゃったになるのよ」
って言ってたおばあちゃまだったから、この夏にママの用事で、みちろん一緒に来た時の彼が、日本語を忘れてなかったって、嬉しかったでしょうねぇ。
でもね、本当は、孫とおしゃべりがしたいために、ドイツ語を習いだしたデンチャンなんだけど、お嬢さんの
「お母さんは、正しい日本語をしゃべってよ」
で、ガックリきてるのよ。
でも、当初の目的は消失しても、辞めないで、続けている彼女に拍手!よ。 その内、フローリアン
が、おばあちゃまに合わせてくれるかも知れないもの。
「すごいねえ。おばあちゃまのドイツ語上手だよ」ってね。
デンチャン・・・高校時代の親友の1人
いきなりヒマラヤでトレッキング。
「デンチャン元気ねぇ!聞いただけで疲れちゃうわ」。
大学時代からワンダーフォーゲル部なんかに席を置いて、国内の山はもちろんの事、海外の山も。
「モンブランに行ってくるわ」
「いやぁ、考えられない。ケーキじゃあないわよねぇ」
「ケーキに、行って来るとは言わない。あれは食べる」
そんな彼女からの久しぶりの電話、最近は、誰かと電話で話すなんて事もなくなって、
もっぱらメール専門の私だけど、その刺激的な話に、フフフ、ひっさしぶりの長電話よ。
たまにはいいものねぇ。
その又同期の彼女の友人(もちろん私とも同期。デンチャンは仲良しこよし)。
ご主人の赴任について(私の記憶では、結婚早々だったはずよ)ソ連(ロシア)へ。
大学の専攻が、確かロシア語だったから、遣えて良かったのよ。 でも、その彼女、
次のドイツへ行ったら、もちろんご主人についてね。デンチャンの話なんだけど、
面白い女性でね。
ドイツへ入って、いきなり「ドイツ語を教える所で、一番授業料が高い所は?」で、
そこに決めたんですって。理由がふるってるのよ!
「私はケチだから、高いお金を払ったら、元は絶対にとる!」で、毎日、夜中の、時
には明け方までの猛勉強。 ハイ、ちゃんとモノにして、またたく間に翻訳まで出来
るまでになったそうです。スゴ~~~イ!
その彼女が、「ニューヨークは、チャンスがあれば絶対に行くべき!」
って、デンチャンに。オーストリア人と結婚しちゃったデンチャンの1人お嬢さんが、
一家3人で、半年のニューヨーク生活を。「ベビーシッターで行っちゃえば!」なんて、
私もそそのかしてたのよ。
その話に、件(くだん)の友人も「行きなさい!私も付き合うから」って。
まあ、のっぴきならない事情でニューヨークへは行かれなかったんだけど、
冒頭の
「ヒマラヤに行ってくるわね。11月1日~15日迄」になったのよ。
「ねえ、それで、彼女は今日本?」
「ううん、今は北京」
「エ~~ッ、今度は中国語?」
「わかんないわ」
「彼女の事だから、やってるかもねえ」
「うん、いっつも言うんだけど、ホントあなたはタダじゃあ起きないものね、って。
だから、もしかしたらそうかも知れない。なにしろ取り組んだら、半端じゃない
からねぇ」
「ねぇ、デンチャン、ドイツ語はいかが?」
「ウ~~ン、今一気が乗らないから、チンタラよ。あなたは?」
「まあ日々必要としてないからねぇ、難しいところよ。なぜだか特に、数字・曜日・月が、
なかなか覚えられないのよ。実はさっきまでブツブツ言って、書いてたところだったのよ。
でも、面白がってはいるわ」
って。こういう友人との話は楽しい!
「ねぇ、マッキンレーって、植村直巳が遭難した所よね。そうそう、キリマンジャロは 行 った?」
「行かない。もうこの年令になったら、きれいな所がいい!、スイスなんかみたいなね」
「そう。私は、アフリカとモンゴルは行きたいって、子どもの頃からず~っと行くんだって、決めてて、変更なし!なんだけど、予防接種やらなんやらで、ちょっと面倒臭くはあるわね。ところでネパールって、何語?」
「英語だと思う。でも、日本人のガイドだし、言葉の心配はないのよ」
「だって、英語なんかだったら、不自由ないでしょう?」
「そんなことないわよ」
「ねぇ、フローリアンに会いたい。いつかご一緒させてね、オーストリアに行く時に」
「フフン」
彼女の可愛~いハーフ3才のお孫さん。この春会ったんだけど、覚えててくれてるかしら?達者な日本語をしゃべってたけど、今でもチャンと、我が友人とは日本語でお相手。
春に会った時に
「フローリアン、それをドイツ語で言ったら?」
「・・?・・・」
「忘れちゃった?」
「ウン、忘れちゃった」
「こんなこと言ってても、帰って2週間もしたら、日本語も、忘れちゃったになるのよ」
って言ってたおばあちゃまだったから、この夏にママの用事で、みちろん一緒に来た時の彼が、日本語を忘れてなかったって、嬉しかったでしょうねぇ。
でもね、本当は、孫とおしゃべりがしたいために、ドイツ語を習いだしたデンチャンなんだけど、お嬢さんの
「お母さんは、正しい日本語をしゃべってよ」
で、ガックリきてるのよ。
でも、当初の目的は消失しても、辞めないで、続けている彼女に拍手!よ。 その内、フローリアン
が、おばあちゃまに合わせてくれるかも知れないもの。
「すごいねえ。おばあちゃまのドイツ語上手だよ」ってね。