(2)正しいウオーキング(歩数や強度など)
☆2☆ 青柳幸利著 「やってはいけないウオーキング」より
健康長寿を実現する黄金律とは
(5000人を15年追跡調査することでわかった 歩き方の黄金律)
1日24時間で 8000歩
中強度の運動を行う時間 20分
○低強度の運動とは
軽い家事・ゆったりとした散歩・ゲートボールなど
○中強度の運動とは
やや重い家事・早歩き・山歩き など
早歩きが取り組みやすいですね。他に、
床のぞうきんがけ・お風呂掃除・掃除機をかける・トイレ掃除もけっこうな運動かも・階段の上り下り・坂道を登る
その人にとって「何とか会話ができる程度の早歩き」がその人にとっての中強度の運動となります。
○高強度の運動とは
ジョギング・テニス・水泳 など
☆症状別のボーダーライン
○歩数 4000歩 中強度の運動 5分 で 要支援、要介護。うつ病。
○歩数 5000歩 中強度の運動 7.5分 で 上記の症状 プラス 認知症、心疾患、脳卒中。
○歩数 7000歩 中強度の運動 15分 で 上記の症状 プラス 癌、動脈硬化、骨粗鬆症。
○歩数 8000歩 中強度の運動 20分 で 上記の症状 プラス 高血圧症、糖尿病。
(5000歩歩いたから 高血圧症の予防に少しは効果があるだろうというのは間違いで、5000歩では高血圧予防には効果はなし。高血圧を予防したかったら、8000歩/20分 が必要)
○歩数 1万歩 中強度の運動 30分 で メタボの予防 改善。
秋田県は、うつ病患者が最も多い都道府県だそうです。あなたも、うつ病予防のために まず 4000歩/5分 を目指しませんか?
まずは、4000歩/5分を目指す
↓
2ヶ月かけて、6000歩/10分
↓
2ヶ月かけて、8000歩/20分
☆時間がない人は、
○今よりも、外出の機会を増やす。
○今よりも、外出の時間を増やす。
○外出したら、少し遠回り。
○歩いているとき、少し早歩きを取り入れる。
☆毎日できなくてもいい
1週間の平均(1ヶ月の平均)(1年の平均)で、4000歩/5分。とか、8000歩/20分 を目指す。
NHKの番組で取り上げたり、複数の都道府県でこのウオーキングの方法を健康作りのために生かしている、長年の研究に裏付けされた確かな方法のようですので、あなたの健康作りのために、是非参考にして実践してみてください。
ちなみに、私、歩数を調べてみました。
8月22日(土)5400歩
23日(日)1万歩
24日(月)8000歩
25日(火)7200歩
26日(水)8300歩
27日(木)7000歩
28日(金)7600歩
1週間の平均で、7600歩。8000歩にもう少しですね。中強度の運動はできているかわかりませんが、ウオーキングの時に早歩きをできるだけ取り入れるようにしています。たぶん、20分には少し足りないでしょう。
施術の時間以外はほとんど歩数計をつけて歩数を調べています。
☆このほんの著者の青柳さんは、起きてすぐのウオーキングは良くない(少なくとも起床1時間)、夕方が1番いい。とおっしゃっていますが、私の生活パターンでは、夕方まで仕事して即食事の準備、そして夕飯なので、夕方のウオーキングは無理。今は暑くて日中歩くのは無理なので、はやり早朝になってしまいますね。
☆歩くフォームに関しては、青柳さんは「大股」を勧めています。私としては、この正しい歩き方シリーズの1(8月22日投稿)から紹介している歩き方をオススメします。
次回は、能勢博著 「ウオーキングの科学」より 「インターバル速歩」について
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