たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

産業カウンセリング全国大会

2005-05-29 23:08:26 | 産業カウンセラー養成講座

産業カウンセリング第35回全国研究大会に参加してきました。

全国大会というからには、毎年全国各地で開催されているらしく、今年はラッキーなことに横浜で開催なのでした。せっかくなので、参加してきました。
私は、今後IT時代においてカウンセリングがもっと必要になるのではと考えているので、「IT時代のカウンセリングの現状と課題」という分科会に参加したかったのですが、残念ながら満員でした。
私が参加したのは「カウンセリングのこころ」。。まだ勉強して間もない私には、カウンセラーの心構えについてとても良い話をききました。

養成講座に通うようになって、毎日カウンセリングの事を考えて、理解しようと必死にもがいているのですが、最近のもがきは、傾聴の基本的態度で、「受容」。。カウンセラーは無の心になって傾聴しなければならないというものです。
無の心って言ったって、ありえないですもん。。そんなもんできません。。
どうやったらそれができるようになるのか、ずっと考えていましたが、今日は午前中の諸富先生の話の中で少し理解できた部分がありました。

カウンセラーだって人間です。どろどろした気持ち、イヤな気持ちの時だってあります。それを否定せず、自分で認め、心の中に居場所を作っておくことだそうです。
う~~ん、そうか~たとえばどういう事だろう?
あの人憎らしいわと思った時に、そんな事思っちゃいけないとは思わずに、自分は今あの人を憎らしいという気持ちがあるんだわ、と認め、心のどこかに置いておく。。。という事。。。
こんな事思うイヤな自分はダメだとか、自分は悪い人間だなんて思うと、どんどん辛く、もっと相手が憎らしくなってしまう。嫌な気持ちも認めると確かに楽になるかもしれない。。。
だから、どんな自分も受け入れよう。。。そういう事だと理解しました。
カウンセラーとしては、無理して「無の心」を作るって事ではなく、自分を認めてあげられるカウンセラーなら、クライアントの気持ちにも素直に認めてあげられるって事です。

自分の感じる今の心に耳を傾けよう。。。

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