たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

「投影という考え方」~自分ワークショップ~

2013-01-28 22:52:37 | 日々の雑感
今月は心理学の勉強会がお休みなのですが、勉強会で行うワーク。いつも事例を考えて行ったりしますが、そもそも毎日がワークだと思って過ごせばなんだかおもしろそうですよね。
ということで、自分ワークショップとして「自分の中の無意識を知るには…」を考えてみました。

無意識は自分ではほんとうに意識できないわからない部分です。でも自分の中の95%くらいを占める部分。そんなにたくさんの自分をわからないなんて…わからないものは少しでも知りたいと思うのです。

体の働きも無意識です。内臓がどのように働いているのか、脳がどうやって指令をだしているのか、とかぜんぜんわかりませんよね。
それでも生命を維持してくれている…だから病気も無意識の中にあるものだと思います。

そのわからないものを知るために有効なのが「投影」という考え方だと思いました。
「今の自分に起きている現実は、すべて自分の中から映し出しているものである」と…すぐには理解しがたい考え方ですが、だからこそわからないものが少しは垣間見えるかもと…

そこで、ひとりワークショップは、日々の生活にこの「投影」をもって過ごしてみることにしました。
たとえば、目の前に、自分を罵倒している人がいるとして、それが自分の無意識の中から出ているのだ…と考えてみる…ん~自分の中にこんなひどいものある?映しているのだから、どこかにあるはず…と~考えてもやっぱりわかりにくいですよね。

でも実際わからなくてもいいんです。と~私は思っています。
わからなくても映している何かを真剣に考えるのです。いいとか悪いとかは考えないんです。
で、ず~っと自分の中を考えていると、相手が何を言ったとか、何をしたとかそんなことぜんぜん気にならなくなります。だって自分のわからない部分の方が気になりますもん。

なので、このワークはイライラにもききます(笑) 何かイライラする事が起こった場合、私のどこのどの部分が映ってるの??のほうにずっと意識を集中すると、気がついた時にはイライラしてないのです。
そう、これが本当のねらいです(笑)
それで、もし自分の中にあるものがわかったら、ただ、ただ認めてあげるだけです。
そういう部分もあるのね~と。

この無意識がすべての人やものと繋がっているといいます…というか最近では私は繋がっていると考えています。嫌いな人とも。 これがユングの「集合的無意識」です。

初詣の場所

2013-01-03 10:29:01 | 日々の雑感


明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


今年の初詣は行きたい神社があって、大晦日の夜に実家に行き、紅白の後、お参りの行列に並びながら、その神社で年越ししました。

なんで行きたくなったのか…
パワースポットが流行って久しいですが、自分の生まれたり育った場所というのは、自分にとってパワーがある場所…というのを何かで読んで、あ~あの場所…と思って、今度行こうと思っていたのがこの神社です。

子供の頃はこの神社のすぐ近くに家があったので、毎日遊んでいた場所です。
山や河のない都内に住んでいた私にとって、ここの神社に毎日見守られて育ったんだな~と。
どうやら室町時代からあった神社のようです。

ホントに久しぶりに行って夜だったし、遊具もなくなって周りの様子も変わっていたのですが、神社にある木(なんの木だろ?)を見たとき、あ~この木知ってる…と何かの思いが蘇ったというか懐かしい不思議な感覚がしました。すごいな、木って変わらないんですね。

なんで今まで行かなかったんだろう?今の家はその頃より少し離れてしまったのだけど、歩いてたいした距離ではないのに…
私にとっては、子供の頃とはいえ、あまりにも当たり前の場所で、しかも小さい神社なのでわざわざお参りする場所ではないような感覚だったのかもしれません。傲慢ですね。
きっと他のどの神社よりも温かく見守ってくれていた場所なのに…大事に思わないとね。
パワーもらいました。いい初詣ができてよかったです!