たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

来年は何がでてくるのかなぁ

2009-12-31 16:42:50 | 日々の雑感
いつも大晦日はこんな時間にごあいさつになってしまいます。

今年は家で年越しなので、おそばを食べ、煮物をして、今ちょっとだけワインを・・・(またワインかい!)
今年の大掃除はすごく簡単に済みました。
外壁塗装工事も含め、半年くらいずっと、かたづけやら掃除やらだったので…

でもさすがに今日は朝からバタバタとしている私に、主人が「お風呂の「ジャバ」しようか」というのでお願いしたら、ホントに「ジャバ」だけでした
そのあとの掃除は~~~??「だってジャバしようかって言ったじゃん」…って…
あ~~そう
たぶん、普段も何もしないので、何していいかわかんないんでしょう~
お詫び?かなんかしらないけど、コーヒーをよく淹れてくれてました。

今年も、劇的ではないものの色々と変化した事、多かったです。
心理療法の勉強もずっと続けてきましたが、今年は不思議と外から見ていたような気がします。
なんだか中にどっぷりと入ってしまうと、一般的な考え方に遠くなってしまう気がしたのです。
だから素直な気持ちで勉強していない自分に罪悪感も持ったり…
でも何に対しても、角度を変えて見る事のほうが大事かなと思っています。

来年は、知恵組の施設の運営も担当することになりました。まったく違うジャンルの何かに出会えそうです。そこからどんなことが学べるのでしょうか。何がでてくるかすごく楽しみです!!

今年もたわごとにつきあっていただいた皆様、ありがとうございました
来年のためになぜかiPhoneの練習&Twitterなう

心的現実とガリレオ

2009-12-29 22:03:24 | 日々の雑感
今年もあと3日ですね。正確にいうともう2日かな。

今日は久しぶりにずっと「ガリレオ」観て、なんかすごく勉強になってしまいました。

今月、「心とはそもそも何なのか?」というようなある勉強会に参加して「心的現実」という 言葉にふれました。
「心的現実」とは、その人の心にある現実です。
つまり、客観的な現実ではなく、その人の今、感じている現実です。
なので、本当の現実は、明るい日差しの暖かい日であっても、暗い心であれば、まわりは 真っ暗で寒く見えるという「心の中の現実」です。

感情というのは、人それぞれが作っているものでそれは「心的現実」なのです。
だから、本当の現実って自分の感じているものと違うのかもしれない…それは思い込みなのかもしれない…

感情をまったく入れず、ただ客観的に物事をみると、色々な側面から見えてくるものがある…
という、福山ガリレオの考え方は、なにかにこだわって苦しんでいる人にとって必要なものではと思いました。
「心的現実」を変えることは難しいことです。でもその、「ものの見方が」認知を変えていくのです。

ん~なんか納得してしまいました。
悪い感情が出てきたときにこれ使えそうです。

それにしても、かっこよすぎる物理学者…

お父さんスリッパ

2009-12-22 21:34:01 | たのしみ♪
私ではなく、こども達が携帯を「iPhone」に変えました。

←で、お父さんスリッパです!!うれしいです
しゃべるんです!
「ソフトバンクの思う壺だ!」とか言ったりします。

「iPhone」は従来の携帯とは違い、ミニミニノートブックという感じみたいだそうです。アップルマークがついててカッコいい・・・
パソコンと連動しているし、便利みたいだな~とはいえ、はじめは使い勝手がわからないから苦戦しています。
メール設定も大変そうで、アドレス変更のメールがなかなか届きませんでした。

でも、メールアカウントの設定もできるので、今のPCのアドレスで送受信も可能のようです。その機能はほしいな~~
添付のofficeやpdfも見れるみたいでやっぱ便利かも!!
これからの携帯はこっちに進化していくのかな~~

グリーフカウンセリング

2009-12-04 21:25:06 | 勉強会
前回の勉強会も書かないうちに12月の勉強会がやってきそうなので、早く書かないと…

グリーフとは、喪失体験による心の影響やそのことで身体に現れる反応です。

喪失体験とは、大切な人を失う、「死」というものだけと思いがちですが、人生は喪失体験の連続であるということです。
失恋、離婚、失業、定年退職、老化…
それとは逆に結婚、新築、入学、入社など、良い面ばかりが見えるものでも、以前の生活を喪失するということでもあります。

喪失体験とは、以外に身近なものなのです。

グリーフの理論もたくさんあるのですが、すべてを紹介できないのでわかりやすい理論から…

グリーフには段階があります。
はじめは「回避」(喪失を認めたくない)→次に「直面」(強い悲しみ、怒り、罪悪感など)→最後に「適応」(大切な人などがいない世界で生きていくこと)という段階に至ります。

この直面の段階がもっとも苦しく、悲しみの感情だけでなく、原因についての怒りや恨み、自分のせいなのだという罪悪感など、どん底まで苦しみます。
これは誰もが避けたい、逃げたいと思います。認めたくないという「回避」の気持ちになるのはとてもわかります。

具体的な例をご紹介いただいたのですが…
ある事故で子供さんを亡くされた家族が、母親には最後の姿を見せるのが忍びないと、最期会わずにお葬式をすまされたのですが、いつまでも死を受け入れたくない「回避」のところでとまってしまい、心の病になってしまったそうです。
ご家族の気持ちもとてもよくわかるのですが、辛いお話しでした。
「直面」はとても辛いことですが、ここを通り抜けないと「適応」ができないものなのだそうです。

では「適応」するにはどうすればよいのでしょうか?
グリーフからの回復というのは、喪失が大きければ大きいほど回復はありえないそうです。
でも、そこに人生の意味を見出し、これからの人生の再構築を行っていくということです。
「喪失の意味」をみつけるってどうやって?
それは個人それぞれの意味があると思うので、難しいことです。深いです。

今回の講師はご夫妻なのですが、7歳の息子さんを白血病で亡くされ、大変な苦しみの中、お二人でグリーフの勉強をされて、グリーフワークなどのセミナーを開催されています。
マインドビジョンでセミナーのご案内をしています。