たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

親と子の共生(ともいき)

2010-02-19 14:48:24 | 日々の雑感
先週、kさんから思いがけず入場券をいただき、法然共生(ともいき)フォーラムin横浜へ友人と行ってきました。
kさんありがとうございました。友人もとても喜んでいました。

来年は「法然上人800年大遠忌」なのだそうです。浄土宗ではその記念事業のひとつとしてこのフォーラムを全国で開催しているそうです。
共生(きょうせい)を「ともいき」とよび、共に生きるすべての「いのち」を慈しむ。あたたかい呼び方だと思いました。

横浜開催でのテーマは「親と子の共生(ともいき)~太古と未来の絆」という壮大なものです。

講演は脳科学者の茂木健一郎氏でした。
やっぱりお話しはおもしろい!テレビよりもさらに本音でお話ししてくれたようです。

脳の若さをはかるには…という話しからはじまり…脳が若い人というのは、「不確実性を楽しめる人」だという事です。
明日、何が起こるかって決まってないですよね。それを考えて不安になるより、もしかしたら楽しいかもしれないと思える人のほうが若い脳であるようです。
どうせ「かもしれない」という話しなら私も「楽しい」ほうに1票ですね。

そして現代は、効率を重視し、「めんどくさい事」から逃げてしまう人が多いのではないかと…
脳科学的には、「めんどくさい事」をしたほうが脳が若返る…アンチエイジングに効果があるそうです。
どちらかというと女の人のほうが年をとっても若々しいのは家事をしているからではないかと言っておりました。
ご主人が家事を手伝わないと嘆くより、「むふふ…私だけアンチエイジング」と思って家事をやったら、楽しいでしょう。私もそうしよ!

「めんどくさい事」は色々ありますが、最たるものは実は人間関係であると。そう子育てにしてもです。
だからなのか、最近の統計では、子どもをいらないと思っている若い人が60%を超えてしまったとか…
子育ても、人間関係も、めんどくさいを超える素敵な「あるもの」があるんだけど、そこから逃げていたら、その「あるもの」に気づかずに終わってしまうのに…

そのあと、ディスカッションでは、キタキツネの生態を研究している竹田津実氏、西舘好子氏(日本子守唄協会代表)、宮林昭彦氏(浄土宗僧侶)に茂木先生も加え、親子はどうあるべきかの談義で盛り上がりました。
キタキツネの親子話し、おもしろかったです。

そして奇しくも昨日の勉強会は「親業」でした。

さてさて、明日はフラウネッツの恒例となったSOHO/在宅ワークセミナー
今年は埼玉県男女共同参画推進センターの委託事業です。
はじめて「さいたま新都心」に行きます。
また、多くの方にお会いできることがすごく楽しみです。