たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

大切なもの

2005-05-30 20:20:50 | 日々の雑感

今日はちょっと反省。。。

昨日の産業カウンセラー全国大会の分科会での事。講師の諸富先生が「あなたのたいせつなものを思い浮かべて下さい」と会場に聞いた時、すぐに私は「家族」と思いました。でもその中でひとつと言われ、やっぱり主人かなと思いましたが、先生が「それでは、奥さんやだんなさんと思った人?」と言った時、さっと手を挙げられませんでした。

隣の50代の同級生(男の方)は、さっと手を挙げられたのです。横の若い同級生の女性達は、「素敵!」と言っていましたが、う~ん私もそう思いました。
自分だってそう思ったのになんで手を挙げられなかったんだろう。。。やっぱり自己開示ができてないのねと、反省してしまいました。

この世で一番の人っていったら、パートナーでしょう。私はそうでありたいのです。子供達だってもちろん自分の命をあげても惜しくないくらい大切です。でも、その子供達は、それぞれ本当に大切な人を見つけるべきだと思うのです。
私には男の子が3人います。よく母親は男の子の彼女とかに、批判的な感情を持つといいます。私にはそれがまったくありません。不思議ですが。。。子供が本当に心許せる大切な人を見つけ、幸せならば、それで私も幸せです。子供にとって私が一番じゃなくてもぜんぜん平気です。負け惜しみとかじゃなくてね。。
私の大切な人はやっぱり主人でないと。。。
(心の奥で老いた母親が一番じゃなくて親不幸?なんて思ったりもしましたが。。)

ダメだな~まだまだ自己開示にはほど遠い。。。
今度の実習では、このことを自己開示しようかな~~

産業カウンセリング全国大会

2005-05-29 23:08:26 | 産業カウンセラー養成講座

産業カウンセリング第35回全国研究大会に参加してきました。

全国大会というからには、毎年全国各地で開催されているらしく、今年はラッキーなことに横浜で開催なのでした。せっかくなので、参加してきました。
私は、今後IT時代においてカウンセリングがもっと必要になるのではと考えているので、「IT時代のカウンセリングの現状と課題」という分科会に参加したかったのですが、残念ながら満員でした。
私が参加したのは「カウンセリングのこころ」。。まだ勉強して間もない私には、カウンセラーの心構えについてとても良い話をききました。

養成講座に通うようになって、毎日カウンセリングの事を考えて、理解しようと必死にもがいているのですが、最近のもがきは、傾聴の基本的態度で、「受容」。。カウンセラーは無の心になって傾聴しなければならないというものです。
無の心って言ったって、ありえないですもん。。そんなもんできません。。
どうやったらそれができるようになるのか、ずっと考えていましたが、今日は午前中の諸富先生の話の中で少し理解できた部分がありました。

カウンセラーだって人間です。どろどろした気持ち、イヤな気持ちの時だってあります。それを否定せず、自分で認め、心の中に居場所を作っておくことだそうです。
う~~ん、そうか~たとえばどういう事だろう?
あの人憎らしいわと思った時に、そんな事思っちゃいけないとは思わずに、自分は今あの人を憎らしいという気持ちがあるんだわ、と認め、心のどこかに置いておく。。。という事。。。
こんな事思うイヤな自分はダメだとか、自分は悪い人間だなんて思うと、どんどん辛く、もっと相手が憎らしくなってしまう。嫌な気持ちも認めると確かに楽になるかもしれない。。。
だから、どんな自分も受け入れよう。。。そういう事だと理解しました。
カウンセラーとしては、無理して「無の心」を作るって事ではなく、自分を認めてあげられるカウンセラーなら、クライアントの気持ちにも素直に認めてあげられるって事です。

自分の感じる今の心に耳を傾けよう。。。

笑顔

2005-05-28 19:11:43 | 日々の雑感
笑顔ってなにものも許せる力、元気になれる力があるものだってずっと思っていました。

ところが、先日笑顔でムッとした出来事がありました。もしかしたら初めての体験かな~

パン屋でのレジでの事です。
普通にレジをうっていた店員のおばさんが、にっこりして「○○円です。」といった金額が、なんだか買った金額の5倍くらいの金額だったので、「え~そんなに?」と思わずきいてしまいました。そうしたらそのおばさんは「あら、そんな多いはずないわね、前の人のと足しちゃったのかしら」とか「そうじゃない」とか隣の店員とぶつぶつ言いながら、色々確認していました。その間もこっちには、にこにこしながらも、謝ったりはしないのです。「あ、やっぱり前の人のと合計していたんだわ、あはは~」とか言いながら、「はい、○○円です。」と思いっきりほんと、満面の笑顔で言われたのです。
なんでだろう、その笑顔にマジにムッとしてしまいました。

この場合、あんた笑ってる場合じゃないだろう~~って本気で思いました。
私は、本来そんなにムッとする事なんかなく、たいていの事には、まあいいやと思うのですが、
なぜか、ムカムカして笑顔を返すことなんかできなくなっていました。

そんな気分になったのは、そのおばさんが謝らなかったからなのか、笑ってごまかそうという気持ちが見えてしまったからなのか、たいした間違いじゃないからっていう思いが伝わったからか、よくわからないのですが、こんな事初めてでした。

主人がそばにいて、主人もなんだかムッとしていて、後で、「いらないって帰っちゃえばよかったか!」なんて言っていましたが、同じように感じたようです。

やっぱり何でもかんでも笑っていれば、許されるってもんじゃないってつくづく思いました。
あの時は、つまんない間違いでも「申し訳ございません、少々お待ち下さい」といって(笑わずに)丁寧に対応するべきなんだな~と思ってしまいました。
接客業で笑顔で接しているのにお客さまが怒ったっていう話よくあります。そしてそんな人の事を偏屈な人だと言うのですが、こんな場合ちょっとうるさい人だったら、バカにしてるのか!って怒ると思います。
そう、なんかバカにされたような気分だったのです。自分でも、たいした間違いされたわけじゃないのになんでこんな事思うんだろうと不思議なんです。
他ではもっとすごい間違った対応とかされた事あるのに、その時はそんな風に思った事はないんです。たぶん店員さんとかが、一生懸命謝られていたからだと思いますが。。。

私も多少なり、接客業もしているので、ホント気をつけなくてはと思いました。

傾聴とは。。

2005-05-24 02:19:16 | 産業カウンセラー養成講座
産業カウンセラー養成講座、5日目終了しました。

今回は理論でした。理論講座はテキストにそってのお勉強ですね。なんといっても辛いのが午後の睡魔との闘い。。。だめだなぁ~自分が勉強したくて講座うけているっていうのに。。

で、今回は傾聴。カウンセラーにとって一番重要な傾聴を学びました。
傾聴の意味、傾聴の技法そしてプロセスと。
なぜ、カウンセリングは傾聴か。。。
たぶん人間の心理に基づいてこの技法があるんだな~と感じました。ただ聴くだけ。。。とは、ちょっと違う。
クライアントの気持ちになりきる~~う~~~ん。
まっさらな気持ちでクライアントに向かい合い、自分の価値観などは置いといて、クライアントと向き合うのだそうです。
なるほど、たぶん、自分の気に食わない人や、価値観の違う人、まったく常識的でない人だってクライアントになりうるわけで、その人に対処するには、自分を捨てなくてはならない。
これはかなり難しいと思いました。

でも、だんだんとカウンセリングの何たるかが見えてきた気がして、ちょっと試してみたいという欲求もあります。また、自分がカウンセリングをうけてみたい。カウンセラーはどんな対応をするのか、自分が何か変わるのか、どんな風に???って。

あ~もうすぐ、また養成講座。今度は実習。クライアント役になったとき、どんな悩みを話そうか、結構これが大変で、もう、ネタ切れなんです。どうしよう

産業カウンセラーをめざして

2005-05-16 15:49:27 | 産業カウンセラー養成講座
いきおいで作ったブログなので、なぜ産業カウンセラーをめざしているのかが前後してしまっているのですが、この4月よりほぼ毎週、養成講座に通っています。もともと心理学に興味がありましたが、勉強というのはなかなかできないでいました。そんな時にこの講座がある事を知り、よい機会だと思い受講することにしました。

私はパソコンで少し仕事をしていることもあり、パソコンを便利に使う事にはとてもメリットを感じているのですが、一方でパソコンに振り回されるもんかという思いも強いのです。
今の時代、パソコンで人間の心が壊れてしまうような事が数多くあり、事件なども沢山起こってしまっています。パソコンだけではなく、携帯電話もしかりです。

なぜそんな事になってしまうのか。。。
パソコンという機械で会話をしていても、自分も相手も心のある人間だからです。
そんな人間の心理についても勉強していけたら、これからのIT社会、そのような人たちへのカウンセリングなども需要があるのではないかと思っています。

それにしても人間の心は奥が深いです。
カウンセラーにとって自己開示が必要だと言われます。
私は、自己開示がほんと苦手なので、これから苦労しそうです。。。


カウンセリングとは。。。

2005-05-13 23:55:42 | 産業カウンセラー養成講座
とうとう更新しないまま、1週間も過ぎてしまい。。。。

産業カウンセラー養成講座も4日目が終了しました。
講座を受けた日は、ほんと、心身ともに、へろへろになってしまうのです。
まあ、だいぶカウンセリングとはどういうものかが、分かってきたような感じです。でも、理論や定義など難しい事は、ここでは書かないようにしようっと。

私が漠然と思い描いていたカウンセリングとは、やっぱり身の上相談的なものだったような気がします。ところが、カウンセリングとはですね、「聴く」ことそれが最も重要だというのです。自分の意見やアドバイスなどはいっさいせず、クライエントの話にうなずいたり、相槌をうったりしながら感情を共感して、そして相手が問題解決の方法に気づくまで話を聴いてあげるというのもでした。

はじめ、え~~「うんうん、そうなの、ふ~ん」なんて言ってるだけでカウンセリングなの?って少々腑に落ちない気持ちでした。でも、アドバイスめいた事や自分の意見を言っていたら、それはただ普通の日常会話か身の上相談だというのです。それでも、聴くだけでいいなんて楽?なんて思ったりもしました。

ところがこれが楽じゃないんですよ~~
講座の半分は実習といって、実際に受講生同士でカウンセリングのロールプレイングを行います。何回も何回も。。。
自分の意見は言ってはいけないけど、相手の感情の言葉をひろってくりかえす、たとえば、「辛いんです」と言ったら、「辛いんですね」とか、また要約しながら的確な質問をするとか、そして相手の気持ちをどんどん引き出させるとか、そして相手が自分自身に気づく。。んですって。そ~んなこと私なんかにできるわけないじゃん。。でもね、これからもっと勉強していくうちにできるようになるんですって(先生談)
なんだかほんと難しいんです。「聴く」って。

あ~とりあえず、宿題やらないと。。。




ブログ開設しました~

2005-05-05 22:32:55 | 日々の雑感
今、酔った勢いで、ブログを開設しました~~
息子が本日ブログ開設したと聞き、以前より、ブログ開設したいという思いがあった私は、つい刺激され、作ってしまいました。こんな機会がなければ、思い切れないのかなとも思いますが。。。

今日は、タイトルの産業カウンセラーについてのお話は、お休みですが、「シンクロニシティ」~すべては偶然ではなく必然である~という言葉が、実は大好きです。
今日も不思議なことが起こりました。
いつもはな主人と今日は鎌倉に行こうねと約束していました。ところが、夕べケンカをしてしまい、今朝起きて、とてもそんな気にはなれなくて、仲直りはしてみたものの、どよよんな気持ちのまま、二人で買い物に出かけました。それでも楽しい気持ちになれず、どこか行こうかということになり、連休で混雑していると思いつつも近くの動物園に出かけてみました。

さて、入り口に着いて、入場料はいくらかな?あら意外と高いじゃんなんて思っていたら、突然、ほんとに突然、60代くらいの女性が「これからチケットを買うんですか?」と声をかけてきました。え~なんだろう、と少しいぶかしい顔をしてしましましたが、その人はなんと、無料チケット2枚を差し出し、「これ、急に来れなくなった人がいて、いらないんです。使ってもらえますか?」
と言うのです。「ありがとうございます」と言いつつ、え?これはなんだろう?ラッキーだけど、いいのかしら?さっきまでここに来ることさえ考えていなかったのに、たまたまこの時間にここに来て、こんな偶然のラッキーに出会ったなんて。。。これがシンクロニシティというものです。私はけっこうこのシンクロニシティに遭います。。これって偶然と人は言いますが、実は必然なのです。色々な経緯はあっても、自分が選択した事なのです。こんな神様からのごほうびは、無駄にしてはいけません。主人とになったのは言うまでもありません