夏…花火大会 2012-07-29 17:41:45 | たのしみ♪ 今年は本当に暑いですね。 なので夏の画像をアップしたく… 昨日は、毎年恒例の地元の花火大会と夏祭り。この日が来ると「あ~夏だ~」と実感します。 iPhoneで撮ったので、それなりにしか撮れませんが… 夕べは暑かったとはいえ、わりと風が吹いていて気持ちよかったです。 相変わらずの混雑でしたが歓声は多いほうが気分は盛り上がりますね。 毎年、近くで花火がみれるのは本当にうれしいです。 ありがたいな~
博士の愛した数式 2012-07-07 22:19:24 | 本の力 私の好きな映画で、何度も観ているのですが、数学が大嫌いで苦手な私に、数学ってすごい! 興味深い!って思わせてくれるものでした。 小川洋子さんの原作を読んでいなかったのに気づき、読んでみました。「親鸞」のあとに。 悪人正機から数学って…(笑) 映画が先だったので、博士は寺尾聡のイメージそのものなのですが… こんな風に数学に取り組めたら、好きになれたのかな~と思います。 ・直感で数字をつかむ。 ・神の計らいを受け絆で結ばれ合った「友愛数」。 ・√(ルート記号)は、どんな数字でも嫌がらずかくまってあげる寛大な記号。 ・√-1=i(虚数) 「i」は愛に通じる。 ・愛する素数。 ・1とは何か、0とは何か。 数学は嫌いだったけど、なぜか数字は好きでした。 数字って、なにか不思議な力…のようなものがあると昔から感じていました。 直感と数学は反対のものだと思って、だから私には無理なんだと決めつけていましたが、 博士の数学は直感のようです。 数字の不思議さを思うと、なるほどそうかもと思いました。 最近は、なんだか嫌いな分野が目の前によく表れてきます。 もちろん(なんで勿論なのか)物理も大嫌いだったのですが、 ある大学でエネルギーについての講義を聞き、目に見えないエネルギーを数式にする事を おもしろいと感じ、意識的なエネルギーを科学で解明できそうな量子力学にも心動かされます。 最近では、ヒッグス粒子の発見で、わからないのにワクワクしました。 とはいえ、興味があるだけで難しい数式や難しい理論はさっぱりわかりません(笑) 大嫌いと思う事って、ほんとうは嫌いじゃなく、とても意識しているということ実感しました。 だから、嫌いだと思う事に、違う目を向けてみると、ちょっと世界が広がります。
悪人正機 2012-07-01 22:04:05 | 本の力 ここ数か月、勉強会は事例検討なので、守秘義務の観点から詳しい事はここには書けず…です。 「親鸞」読み終わりましたが、タイトルの「悪人正機」。 歎異抄の有名な一節である 「善人なおもて往生す、いわんや悪人をや」についてです。 善人が往生するならば、悪人ならなおさら往生する、救われるという意味です。 はじめはその深い意味、どのように理解すれば、と思っていました。 なので、いつも感じている人間は善人だけの人もいない…そして悪人だけの人もいない… というところから考えていきました。 悪人(悪いことをしている人)というのは、自分が悪いことをしているという事を知っています。 なので、自分の「悪」もよく知っています。自分の「善」は否定しているかもしれません。 善人は、悪いことをしていないので、自分を悪人だとは思いません。 そりゃそうなのですが、悪い心のない人間はいないので、悪いことをしていなくても、「悪」は存在するという事です。 でもそれに気づかないかもしれません。 どちらにしても「悪」は自分の中にあり、気づかなくても本当は苦しいものです。 なので、その苦しみから「善」に気づくこと。 悪人ならなおさら…はこの気づくことが大切です。 親鸞の本の中で、悪人が自分の善に気づいた時、後悔や懺悔に打ちひしがれながらも自分の本当の良心(中心軸)と繋がるのです。それは感動的ですらありました。 自分の中の「悪」を見つめ、そして認めるところから「善」に繋がるというのは、逆説的であり、でも真実なのだと思いました。 そして、人間は善人か、悪人かという区別はないのだと… うまく理解できなかった「罪を憎んで人を憎まず」がわかったような気がします。