先日、テレビで、「宮里藍」ちゃんが、「ぶれない」自分を話していました。
最近、私もぶれてない自分を実感していたので、そうそうと思いながら共感して聞いていました。
「ぶれない」自分とは、自分の中の軸がぶれない事。それはあるがままの自分…
すべての自分を認めることではないかと思うのです。
「自己嫌悪」や「劣等感」を持つという事は、自分はもっとよい人間、もっとできる人間と過大評価をしている事で起こるそうです。
きっと気づいていない無意識の領域でですが…
まあ、自分は自分をよい人間だと評価したいですし、ダメな部分は見たくないのが本音でしょう。
ダメなところを認めると、「ダメでもいいんだ」と、そのまま本当にダメな人間になってしまうのではないかと思うような気がしてしまうものです。
でもそれは、まったく違うのです。
まず、ダメなところをきちんと受け入れると、反省が生まれ、謙虚にもなります。
反省し、こうしたらいいかなと改善する気持ちになる…ちょっとでも頑張れたら、自分をほめてあげられる…そして、自分のダメを認めると、人のダメなところも許せるようになる…許せると人との関係に変化が現れます。
そんな変化が、少しずつ自分を好きになることができるようになる…よい循環はよいものをどんどん生むように気がつくと、あるがままの自分でいられるようになるのです。
ですが、これには、かなり苦しい作業が伴います。
今、問題にぶつかったり、何か苦しい状況にあるとすれば、その時が大きなチャンスです。
まわりや他人がどうと考えて苦しむより、同じ苦しむのならば、自分の中にある問題に目を向けて苦しんだほうが、本当の意味での解決に繋がっていくのです。
そしてなにより、自分自身が楽に生きられるのです。