たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

今年のふりかえり

2010-12-31 09:46:34 | 日々の雑感
大晦日になってしまいました。
まあ、だいたいの掃除とか終わったのでいいか…

今年の私の漢字は「魂」です。
な~んていうと、またまたあやしい感じがするのですが・・・

「魂」を揺さぶられる出来事があり(いい事ではないよ)、それによって感覚を大事にすることができ、揺るがない心の軸を実感できたこと。
それは、潜在意識や無意識の中にある感覚のようなものです。

心の中が100%とすると自分が意識している「今」は、3、4%程度だそうで、その他の潜在意識と無意識が96、7%もあるのです。
だとすれば、3%の意識が嫌なものであっても、そんなものにこだわることはない。
97%の中の大いなる可能性を信じることにしたのです。だって自分の中にあるのですから。

そうすると、な~んだ、こんなことたいした事ないじゃん、と思えることが多くなったのです。
ネガティブな感情がでてきても、すぐに軌道修正できるようになったのです。

97%にすごい力があるのだと思うと自分を信じることができます。まったく根拠はないのですが…
根拠のない自信って必要かもしれないです。
何かが完璧にできてから自信をつける、な~んてこと、きっと生涯できないでしょうから。

いいんです。根拠なんかなくったって、自分の感じていない97%はすごい可能性があるんですから。しかも人は誰でも。
そう思うとワクワクしませんか?

来年も起こることすべてを楽しんでいきたいと思います。
勝手な思いばかりの「たわごと」ですが来年もよろしくお願いいたします。

誰にでもできる仕事の価値

2010-12-17 18:19:50 | 日々の雑感
誰にでもできる仕事に価値を見出すって難しいことでしょうか。

先日、母がもうすぐ「80」になるからと自分で決めて仕事を辞めることにしたようです。

ずっと医療系のヘルパーのような仕事をしていたのですが、体力的にも大変ということで、
70過ぎてから近所のマンション清掃の仕事をみつけてきて働いていました。
何か働いていないとダメな人なので。

午前中だけなので、たいした報酬があるわけではないのですが、なんだかずっと楽しそうに働いていました。

辞めるということをマンションの方たちが知ってからは、お礼の言葉や品物までをたくさんいただいたり、小さいお子さんたちからは、絵を描いたお礼のお手紙をもらったりと、それはそれは惜しまれていました。
私は、お掃除のおばさんにそんなことまでしてくれるなんて、こちらのほうが感謝の気持ちでした。
そのマンションはいい人しか住んでいないのかと思ったりもしました。

清掃の仕事はきっと誰でもできる仕事です。
すぐに汚れるので、きっと評価も難しいでしょう。
誰にでもできる仕事だけれど、だったらあの人がいいなと思わせるもの・・・

それってなんなんだろう・・・

母をみていて思ったことは、なんだか楽しい、誰かわからないけど喜んでくれる人のために…という愛があるような気がしていました。

どうせ誰でもできる仕事なんだと思ってしまうか、何かの楽しさをみつけて愛をこめて仕事を行うかで、自分のモチベーションや仕事のパフォーマンスはまったく違うものになっていくのではないのかと思います。

世の中、誰でもできるめんどくさい仕事って山ほどあると思います。
でもしなければいけない…
どうせやるのであれば、私も「楽しい」ほうに一票です。

感情を選択するということ

2010-12-06 19:32:30 | 日々の雑感
もう師走・・・とはいえ、あたたかい日が続いていますね。画像は近所のもみじです。
ここのところ、セミナーや勉強会が多くたくさん書きたいことはあるのですが・・・

感情を選択するということ。

選択するということは、私たちに許された自由です。
「~~しかない」という、選択肢がないような事はないのです。
そして、感情はもっと自由です。

あるセミナーで多くの人は、日々、良くないほうの感情を選んで生きているようだと。不安、心配、イライラ等…
自分を大切にするということは、自分の感情も大切にするということです。
大切な自分をイヤな感情にのみこまれてたらかわいそうです。

人は危険から回避するため、不安や心配というネガティブは感情に傾くことは本能です。
でも命が危険にさらされていないのであれば、良い感情を選択することはできないでしょうか。

自分にとってどうにもならないこと。
たとえば他人の行動や言動。たとえば過去。
自分が頑張っても変えられないものは心にいれない。考えても仕方ない事だからです。

「~~をしなければならない」という思いには、あまりやりたくないという感情が潜んでいます。
「仕事をしなければならない。」ではなく「私は仕事をする。」
今やることは、自分が選択してやっているという意識を持つことです。

「~~をやらさせられている」「~~された」という思いは被害者意識になり、ネガティブに傾きます。
「あの人にこんなひどいことを言われた」を「あの人がこんなひどいことを言った」では、少し客観的にみれて、ネガティブに「10」傾くところが「8」くらいにならないでしょうか。
ほんのわずかな変化でもいいと思うのです。

ネガティブに心が傾くのは人間だから当たり前なのです。
わずかな変化からでも平常心にもどることが楽になれるようにできるのです。
自分はイヤな感情を選択しない…という意識だけでも変えられます。

大切な自分の感情、他人に操作されることはありません。
自分で決めてあげたいですよね。