たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

フラウネッツが知恵組へ

2009-11-26 15:25:36 | フラウネッツ

フラウネッツが知恵組に参加することになりました。
セミナー会場も知恵組のコミュニティルーム「知恵組カフェ」に変更になりました。

知恵組とは??
ジャンルも年齢層もまったく違う「学習コミュニティー」の枠を超えたネットワークです。
きっと出会うことのないであろう「外の人」との出会い、そこから学ぶというネットワークを実現しようとしています。
それをソトガク(外学)とよんでいます。

私なんかが知恵組を語れるものではないので、まず感じた事は、おもしろいプロジェクトだなという事と、私が最近感じていた事に通じるものがあるのではと思いました。

最近といってもこの半年くらいかな、枠の中のというものに何かひっかかるものがあって・・・少し、なんというか…それだけでいいのだろうかという思いがあったことは確かです。
当たり前と思う事、慣れてしまう事はカウンセラーにとって致命的だと思うのです。

カウンセラーにも心理学にもあるその中の「常識」、その他それぞれのコミュニティ、たとえば家族という小さな単位にもその中だけで通用する常識なんかがあるはずです。

「その道の常識は世の中の非常識」なんていう言葉もあります。

私は、その常識の慣れや当たり前に少なからず脅威を感じているのかもしれません。
このタイミングでフラウネッツが知恵組にというのは、やっぱり外をもっと知れという事でしょう。
ソトガクします!!

ミシュラン三ツ星 高尾山

2009-11-24 09:56:17 | たのしみ♪
更新することがたくさんあるのですが…まずは季節的にきれいな紅葉から…

アドバイザーのお仲間と何十年ぶり??に高尾山に行きました。
なぜ最近注目されているのかと思ったら、2007年からミシュランガイド毎年三ツ星だそうで…
高尾山は暖温帯、冷温帯、中間温帯の植物が棲息している不思議な山で、やっぱり神々の棲むパワースポットでした。

なぜかみんな「てきと~」な人(私も)なのでハプニングがいっぱい!で、山頂には行けなかったのですがそれもまた楽しくて…
てきとう~は最高!!なのでした。

帰りはとうふ屋うかいでの優雅なお食事で秋を堪能してきました。
また行きたいな~と言ったら、幹事さんは"もうヤダ!!"と言うでしょう~
幹事さん、お疲れ様でした。ありがとうございました

家族療法~その2~

2009-11-02 10:27:25 | 家族療法
今、家は、外壁塗装工事の真っ最中です。南も北も足場が組んであって、工事の人が行き来するのでカーテンしめたまま・・・なんか穴倉にこもっているようです。今週南側のベランダが使用不可になって窓も開けられなくなります(泣)

前回の続きとして「家族カウンセリング」の勉強会がありました。
今回は少し踏み込んで理論やアプローチ、歴史についても触れました。

アプローチの種類もたくさんあり、理論は複雑で、ここですべてを紹介できないのですが、「コミュニケーション派MRIグループ」の理論では、短期療法、ブリーフセラピーがここから生み出されたという事は初めて知りました。

家族カウンセリングとは・・・

たとえば、家族に「うつ」になった人がいる場合、そのひとりだけをカウンセリングするのではなく、家族のシステムになにか歪みが生じ、その中のひとりがメッセージとして「うつ」という病になってしまったという考え方から、家族全員にアプローチをするものです。
誰が悪いとかいいとかいうものではなく、家族のそれぞれの関わり方を見直してみようというアプローチです。

「ジェノグラム」という方法では、記号を使用して、家族との関わりを表にします。

父→母 父→娘 父→息子 
母→父 母→娘 母→息子
娘→父 娘→母 娘→息子
息子→父 息子→母 息子→娘

家族それぞれへの感じている関わり方を「親密」「疎遠」「敵対」「融合」など他にもありますが記号に置き換えて表を作成します。面接時に家族と一緒に作成します。

「FIT(Family Image Test)」という方法では、
家族でいる風景を思い出し、その中で、自分や、家族の元気や発言力が強い~弱いまでの5段階から選び、そのあと家族との結びつきを太い線、細い線で結び表を作成します。

ここから家族全体の中の自分が見えてきます。
その他にも、地域や職場との関わり方の表を作成するものもあります。
家族ってわかっているようで、実はわかっていない事もたくさんあるはずです。

粘土法といって、粘土で家族のイメージを作成するというアプローチもありました。実習では、粘土法を体験しました。
家族のイメージといったって何を作れば???
でも粘土を触っていると、子供のころを思い出したり、なんか照れ臭いような感じなのか、みんな笑顔になって楽しそうでした。ペットを作成している人も多かったです。

ペットは家族の中でかなり大きな存在であることは、我が家でも実感しています。
この小さな存在が、家族の笑顔、会話を多くしてくれているのは間違いないです。
ということで←チョコ・・・

長くなってしまったので、フィードバックは次回にします。