たわごと~産業カウンセラーとして~

資格取得後もまだまだ研鑽の日々です。勉強会で感じたことを中心に、日々思う事や季節のことレシピまで自分を表現する日記です。

終わりははじまり

2014-10-19 20:50:54 | 日々の雑感
ここ数か月、勉強会最終日に向けて、あれこれずっと準備にいそしんでいましたが、最終回はイベントとして、たくさんの方にご参加いただき盛況に終わりを迎えられました。

今年になって、なぜか様々な終わりがあって、変化の流れを実感せずにいられないのですが、終わりの寂しさよりも何かが始まるワクワク感のほうが大きいのはなぜなんでしょう…

変化が必然であるならば、終わりも必ずくるものです。
この勉強会を中心に書いてきたここのブログも、そろそろのタイミングなのかなと思います。

とはいえ、研鑽には終わりがなく(旅立つ日までは)今後も他の会にどんどん参加していくつもりですが…
これからは個人サイトのほうで書いていこうかな…なんて思ったりもしています。

心理療法に出会い、このブログを通してもたくさんの学びがありました。
学びを通して自分の変化は、とにも、かくにも、心がほんわか楽になれたことでしょう。

そして、自分の中にある幸せというものを実感できたこと。
それは、自分の中にある「鬼」も「仏」も大切に思う事から、みつけることができました。
すべては自分の中にあるということ。

ここのサイトは、勉強の成果の備忘録として、しばらくは残しておく予定です。

多くの方にご訪問いただき、ご縁をもたせていただいたこと、ほんとうにありがとうございました。

小さな変化から…解決志向ブリーフセラピー

2014-08-26 21:54:23 | ブリーフセラピー
そろそろ秋めいてきましたね。
キバナコスモスがきれいに咲いてきました。


前回の勉強会についてです。

久しぶりの解決志向ブリーフセラピーだったのですが、更新を怠っていましたら、なぜでしょう…数年前の記事解決のためのアプローチに昨日コメントを下さった方がいました。なぜ、今ここに?とすごい不思議なシンクロでした。




解決志向ブリーフセラピーの中心哲学、4つの【発想の前提】は私の大好きな考え方です。

・変化は絶えず起こっており、そして必然である。
・小さな変化は大きな変化を生み出す。
・解決について知るほうが、問題の原因を把握することより有用である。
・クライエントは、彼らの問題解決のためのリソース(資源・資質)を持っている。クライエントこそが(彼らの)解決のエキスパート(専門家)である。

問題がある時、原因さがしではなく、解決に向かうための小さい変化をみつけるリソース探しをします。
リソース探しは、良い事さがしでもあるのですが、良い事、悪い事は、ある意味ハプニングというか、どちらもそんなに頻繁にあるものではないと思います。
なので、私の都合の良い考え方は、どちらでもない普通の事は良い事に含めてしまいます。
そうすると良い事だらけです(笑)
普通に過ごせた1日は、今日は良い日だった…で終れます。これだと結構良い日が続きますね。
そもそも良いも悪いも境はないと思っているのですが…

苦しい時の問題解決といっても、相手がいる場合、状況はほとんど変わらないと思いますが、あたり前も良い事だと、リソース(小さい良い事)がたくさん見つかり、そんな風に考えた時点で問題はほぼ気にならなくなるでしょう。
解決といっても、変化はやはり自分自身なのです。

____________

毎回主に更新していたこの勉強会ですが、実は約14年続いていて、協会からポイント取得の認定を受けている自主勉強会なのです。
でも、あと2回、今年の10月で150回をむかえ、一応、一区切りということになりました。
私が参加したのは、9年前からで、最後の3年間は事務局を担当させていただきました。
そういえば今、思い出しました。今年の4月にYahoo!グループがサービス終了して、お知らせのMLも新しいMLへ移行したり…今年の春は、WinXPのサポート終了とかもあって、Yahoo!グループもXPも仕事でかなりお世話になったので、時代の変化を感じた(ちょっとさびしい)春だったな~と。あ、余談です…
やはり変化は絶えず起こっているのですね。

おくらとモロヘイヤのおひたし

2014-08-17 16:53:19 | レシピ
立秋も過ぎましたが、まだ暑いですね。
更新してないな~と思ったので、夏レシピでも。
レシピというほどのものではないですが、ネバネバおひたしです。

・おくらとモロヘイヤをゆでる
・細かくきざむ
・麺つゆをかける(白ゴマも適宜)
・つめたーく冷やす。

ただそれだけです。

暑い日に口当たりがよいのと、ネバネバで元気になります。
すごくおすすめ。


あとめずらしい野菜をいただいたのでご紹介。

スイスチャードというそうです。私ははじめてでした。
茎が、ちょっとびっくりするくらい色あざやかです。写真よりきれいです。

洋風野菜なのかなと思ったのですが、レシピ考えるのが面倒な私は、葉っぱをみると、半分味噌汁、半分炒めて醤油と決まっているので??そのように調理しました(笑)
見た目ほど、まったくくせがなく、おいしかったです!

フェルトセンスを大切に…フォーカシング

2014-06-24 21:53:07 | フォーカシング
今月の勉強会は久しぶりのフォーカシング…養成講座の実技指導者でもあるM先生でした。

最近の(今年のかな)養成講座の教科書には「フォーカシング」が5ページにも渡って紹介があるそうです。
ということで、自分の教科書見てみました。2005年受講のです。

来談者中心療法はもちろん中心ですが、その他の諸理論の中に、ん~ない…ようです。後ろの索引をみてもない…まったくないんだ~私がフォーカシングを知ったのは、ここの勉強会だったということです。

この時期5月、6月「自己一致」や「感じること考えること」という検索でこのブログにたどりついて下さる方が多いので、あ~養成講座が始まっているんだな~がんばっているんだな~といつも思うのですが、時代の変遷なのかな、内容も「感じること」がより重要だということなのでしょう。
私が感じることの重要性を知ったのは、フォーカシングやゲシュタルトを学んだ頃からだと思います。

今回6つのステップでワークをしました。

1、クリアリング・ア・スペース・・・自分が気になる事や物などすべて書いてみます。イメージでもいいそうです。
2、フェルトセンス・・・その気になることを思い浮かべ、からだがどう感じるかを探します。
3、ハンドルをつかむ・・・その感じがフェルトセンスなので、それを味わいながらどんな形か質かなどイメージします。
4、共鳴させる・・・そのイメージしたものに声をかける=存在を認めてあげます。
5、尋ねる・・・じっくりとそのイメージを味わったらこれでいいですかと尋ねます。ここでシフト(気づき)がおこります。
6、受け取る

目をつぶりゆっくりと息を吐いて、瞑想のような中、気になる事柄ではなく、自分の「からだの感じ」のみを味わいます。気になっていることが薄れていくのがわかります。

今回のワークは2人1組でしましたが、ひとりででもできるところがいいところです。
たとえば、イライラした時などに有効です。
あ~イライラ…そんな時にからだはどんな感じかな…というほうに集中してみる…フェルトセンスを感じてみる…
これは日々、日常でワークができますね。

自分のからだの感じ、フェルトセンスは、意識しないとまったく感じないまま生活していることが多いと思います。できるだけ意識して、みつけてあげて大切に扱ってあげたいです。

待つことと信頼

2014-05-25 23:09:29 | 勉強会
更新遅くなってしまいました。5月の勉強会についてです。

今回、はじめて佐治守夫先生の『治療的面接の実際-Tさんとの面接 解説・逐語記録』というDVDを視聴、解説をいただきながら生のカウンセリングを学びました。

兎にも角にも、待つ姿勢のすばらしさです。
面接中の沈黙に、クライエントが頭の中で言葉にしようとしていることを一生懸命待つということ。ここで私だったら、こういう言葉や質問をしていたかもしれないと思うような時にも、焦ることなくおだやかな空気で見守っていました。クライエントは安心して言葉を続けていました。

養成講座ではじめて習ったことで「傾聴して聞き出す」ということが、なかなか理解できませんでした。
そして「クライエントは自分で成長し解決できるのだということを信頼する」…ということも学びます。でも、信頼するってったって初めて会った人を???どうやって?と、当初思っていました。

この辺はここ何年もテーマのようになっているのですが「自分を心から信頼すると他人も信頼できる」ようになるのです。もちろん私もまだまだだと思いますが、これは本当だなと実感します。

じゃ、まず自分を信頼するってどういうことなんだろう…これも待つことに通じると思うのです。
自分で自分を待つ…私は自分自身の成長を待つ姿勢です。つまり必ず成長するであろう信頼があるからです。

もちろん何もせずに待つという事ではなく、せっかくの勉強したことや読書で得られたものを日々の生活に活かそうとしています。しかし、その時は理解と納得ができるのですが、継続は簡単なものではありません。癖になるまで毎日実践、本やテキストを常に横に置いて読んだり…ですが結果はみえにくいです。すぐには見えません。でも、どうして継続できた(している)のかというと、まさに実生活でのきつい体験でした。
この体験がなかったらここまで継続はできていなかったであろうと思います。現実に落とし込むことのできた体験には素直に感謝です。

なので、信頼というだけでなく、心の状態は日々のんびりというか、おだやかというか、ばかというか…ばかなのか!かもしれない(笑)
そういえば、この頃、街中やスーパーとかで待たされてもイライラしないな~
そういえば、この頃、腹の立つ場面がないな~あっても腹が立たないのかな~などなど…
※この腹立つ件(?)ですが、ほんとうになくなって、私は感情が薄れてしまったのかと危惧していたのですが、ちょっと腹立つ事があって、”やった~腹立つじゃん!”と喜んでしまったら、逆に腹立たなくなったという…おちでした。

あ~話がそれました…
自分への信頼感があると他人も信頼できるというのは、きっと待つことができるからなのだと思うのです。
それは、自分のネガティブ、きたない心をも認めると、他人のそんな心も認めることができ、それらすべてを受け入れると信頼が生まれ待つことができるのだと思います。




今年の桜

2014-04-05 12:55:59 | 自然
やっぱりここにもアップしないと…今年の桜はいつにも増してきれいに咲いている気がするのですが。
そして雨の日の桜も美しかったぁ~


久しぶりのCBT(認知行動療法)

2014-03-23 17:51:06 | 認知行動療法
やっと春らしくなってきましたね。

大雪で延期になってしまった勉強会が3月に開催されました。
2回に続けて認知行動療法(CBT)です。

今回は、臨床の現場からということで、クリニックでCBTを用いて、クライエントと関わっている先生にお話を伺いました。事例の具体的な内容は、やはり開示できませんが、CBTの有効性を実感しました。

CBTは介入と教育的要素が強いイメージでしたが、(クライエントに質問ぜめ?的な←おおげさ)もっとも重要なのは、共同作業であるということです。クライエントとカウンセラーがひとつのチームになり、問題に向かって一緒に解決していく姿勢です。

各疾患ごとに治療パッケージというものがあって、大筋の構造化はできているものの、面談の中で、問題の整理や目標などを無理のないよう一緒になって設定するそうです。そこには、ラポール形成(信頼)が必須ではありますが、クライエントが納得して、積極的に治療に向かえるだろうなと感じました。
そしてホームワークを用い、実生活に落とし込む、ということで治療効果が高いのだと思いました。

ホームワークでは、ちょっと頑張って行動してみる事や、毎日こういう行動を続けてみる…等々のプログラムによって(もちろん無理はしないで)行動する前と後の自分の変化に気づき、歪んだ認知にも気づいていきます。

CBTも、もちろん「今、ここ」を重視します。でも認知は過去からのものだったり、未来をも歪んで認知してしまうということで、過去も未来も合わせての今、ここの問題に焦点をあてて解決を図っていくものだそうです。

認知は人それぞれ違います。
自分と違う認知の人を否定するのは簡単ですが、最近、私のくせになっている投影からすると、違う認知も自分の中にあるもの…として考えてみる…~それは受け入れがたい事も多々ありますが、それこそ、ホームワークとして実生活に落とし込みたい(笑)
確かに自分の中に受け入れてみると、否定がなくなる実感はあります。

昨年受講した、第3世代の認知療法マインドフルネス。今ここだけ、呼吸だけに集中する…またここに興味が…

真央ちゃん、ありがとう!

2014-02-25 23:47:03 | 日々の雑感
怒涛のソチオリンピック終わってしまいましたね。
あさイチで、「ソチロス」なんて言ってたけど、ちょっとあるかも(笑)
未だに真央ちゃんのフリー、各国の放送とか観て泣いてるし…

真央ちゃんファンになったのは、グランプリファイナル2005でかがやく「あの」笑顔をみてからだ~と、最近気づいたのです。過去の映像から。

それまではフィギアスケートあまり観る方ではなかったのです。フィギアというより真央ちゃん個人に惹かれているのですね。きっと。なので、フィギアスケートはど素人でさっぱりわからないですが、どんな大会でも真央ちゃんの演技をみるといつも泣けたのです。変な人みたいなので、誰にも言ってなかったですが(笑)

なんでだろう?ファンだから?といつも不思議でした。

でも今回はその謎が解けた気がしました。
ショートもオンタイムで観ていましたが、真央ちゃんの何が起こったんだろう??という表情に、私も???という気持ちで1日過ごしました。でも、私もそうでしたが、日本のファンはフリーで笑顔が見れれば、それだけでいいと本気で思っていた…と思うのです。これって無償の愛?のような…すごいことだな~と。

そしてその夜、圧巻のフリーの演技(泣)

今回は日本だけでなく世界中でも多くの人が泣いたようなのです。
それは、なぜなんだろう…不思議だけど、真央ちゃんの演技には、心の奥の魂を揺さぶる「何か」があるのだと思ったのです。

メダルも採点もとても小さなことに思えてきて…それ以上の「何か」を感じてしまったのですよ。
言語化できない感覚なので「何か」になってしまうのですが、あの瞬間たしかに世界中でその「何か」を共有していたと思うんです。

そして私は「ありがとう」しか、頭に思い浮かばなかったのです。こんなすごい気持ちを感じる事ができた…ことに対してなのかな…

まだしばらく、ソチロス続くかも(笑)

ホームベーカリーでお餅つき

2014-01-11 16:28:43 | レシピ
今日は鏡開きですね。今年は有機栽培の国産あずきでおしるこを作りました。
といっても、おしるこのレシピではなく…違う実験、また(笑)

今日、みんなで食べるとお餅足りないな~と思っていて…
お正月のお赤飯を作った残りのもち米があったので(といっても2合だけだったのですが)、そうだ家で作ろうと~思ったわけです。

昨年ホームベーカリーを買い替えた時に、確か餅つき機能付きを買ったはず…と思って説明書を見ていたらどこにも書いていない(汗)付いてなかったんだ~
でも前に餅つき機があった時、コネの構造は同じだったはず。ちょっとググったら同じような事をしている人がいたのです。機種が違うので、どうなのか??と不安に思いながらも、もち米を炊いて熱いうちにホームベーカリーに入れてコネを始めてみました。

10分くらいでいい感じになってきましたので、様子をみながら、30分ちかくコネたでしょうか。
つき立てのお餅できました!やっぱ、できるじゃん。

すっごいおいしかったのですが、久しぶりに思い出したことは、後かたずけが、もちもちして大変だったんだった…ということでした。

一応、作り方を。
(1)もち米を炊飯器か圧力鍋などで炊く。(HBの容量にもよると思いますが、家の機種では2,3合くらいが適量のようです)
(2)ホームベーカリーのコネのみ20~30分コネる。(今回弱めのコネだったので30分くらいかかりました)
※今のホームベーカリーは親切なので、〇〇コースしかできない機種もあります。(家のも)でも〇〇コースを選んでもコネの時間だけ。様子をみながら時間も調整します。
(3)片栗粉をまぶしながら形を整える。

  

穏やかなお正月

2014-01-06 21:31:17 | 日々の雑感
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

本日より仕事始めで、恒例の明治神宮初詣です。
素晴らしいお天気と、今年も変わらずお参りできたことへの感謝のみ手を合わせてきました。

今年はどんな変化があるのか楽しみですが、変わらない穏やかな日常の継続が、その積み重ねがほんとうは大切な事であると心に刻んでいる毎日です。

江の島の初日の出もおめでたいのでここに…by次男撮影