木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

土手の雑木

2024年05月06日 05時15分00秒 | 耕作放棄地

世の中には「雑木」や「雑草」と呼ばれる存在は無い・・・・・こんな見解がある事は承知のうえだ。しかも発言の趣旨は理解は出来るし共感する場面も。しかしながら、雑木・雑草=その他大勢の存在、と言った意味合いならばお許し願えるかも。従って本稿では雑木をこうした意味で分類分けしようかと思う。農園の周囲は小さな森になっており、いわゆる雑木群が立ち並んでいる。多くは商品化が困難な未利用樹木である。無論、それぞれ地権者があり,活用も可能だが放置状態なのが現実だ。

子狸の耕地回りも同様な樹木群があって、それなりに大きくなっている。樹種が判明してるのは、ヒガンザクラ、ウメ、ビワ、ナシ、ツバキ、サザンカ、等々。繁茂状態が気にはなっていたが、勝手な処分も出来ず悶々としていた。幸か不幸か、昨日偶然にも地権者の婆様軍団と遭遇、挨拶を交わした後早速話を切り出した。案件は無論のこと、剪定許可の件。つまり必要な範囲で枝葉を切り取り処分することの了解を求めたのだ。思えば婆様達との対面は1年ぶりにもなるだろう。なかなか遭遇するチャンスは無かったのだ。

案ずるよりは産むが易し・・・・・で簡単にOKとなった。何せ、目の前に繁茂した雑木群を見渡してるのだから、イヤとも言えないのだろう。了解をもらったのはよろしいが、子狸にもリスクは伴う。

現場は崖地の端面、雑木群が繁茂してるのは急な斜面地帯なのだ。転落すれば崖底の道路まで真っ逆さま、途中引っ掛かる可能性は少ない。まず全面伐採等は目指さない、必要最小限の剪定に留める。安全第一とし、体調の良い時を見計らって短時間の作業、大御所のハシゴを借用し届く範囲での作業、・・・・・・等々をキーポイントとしたい。

地権者の婆様軍団と出会えて許可をもらったのは良いが、反面、大きな課題を突きつけられたのも同様だ。まあ、あれこれ心配するよりも、計画案策定、ボチボチの実行、と参りましょうかな。

 

 

 

 

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