木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

希少な残り物

2024年08月02日 05時15分43秒 | 耕作放棄地

アライグマやハクビシンが暴れまくっている。無論、捕獲罠は長老が仕掛けてはいるが、全農園に対し1個のみだ。当然ながらおぼつかない。従って各位がそれぞれの工夫を凝らすのだが、子狸は隠れ蓑作戦、つまりヤブの中に果菜類を隠してしまおうとの手法だ。一見、それらしく思えるがひとたび発見されると後は芋づる式・・・・・・の玉砕戦法でもある。キッチリ裏目に出たのがメロンやマクワウリ、実りがほぼほぼ無い。

害獣に食害されたとも言えるし、ヤブ中栽培で環境的に良くなかったとも言えるかと。両者合間っての不作であろう。メロンは全滅、マクワウリはかろうじて1~2個が残ってくれた。その希少な残り物、僅かな,実りを収穫して持ち帰ろうかと思う。真っ黄色のマクワウリ、何とも綺麗な色合いだ。甘味が程よく、甘過ぎ無いところが好みなのだ。冷蔵庫で冷やして朝定食のデザート・・・・・・何て素敵ではありませんか。たった1~2個のマクワウリだけど。

昨年以前もマクワウリはヤブ中栽培であった。にもかかわらず十数個以上は収穫したように思う。今年が極端に少ないのは、やはり害獣達の暗躍かもと。責任を押しつけよう。基本的な栽培手法は変わりないはずだ。

長老は立派なマクワウリ畑を構築している。害獣や害鳥への対策もバッチリだ。にもかかわらず結果は全滅に近い。それだけ連中が賢い故だろうか。子狸の隠れ蓑作戦など、簡単に見破られ突破された模様だ。マクワウリの成果品の数量が物語っている。

来年度は作戦変更が必要かも。アライグマ等の害獣達は増えることはあっても減ることは無いだろう。特殊出生率でも負けてるし、何よりも集落どころか自治体消滅の可能性すらありうる。対抗勢力が見当たらないのだ。

 

 

 

 

 

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