野菜の栽培手法には様々あるのだが、大別すると以下の2種に分かれるかと。①拘り派、②適当派、ちなみに子狸は後者である。仲間内で前者に相当するのが「長老」ではなかろうか。長老の栽培手法を眺めていると、①少量多品種主義、②通年収穫主義、に立脚しておられるように思える。前者の基本は、栽培面積は少量でも多くの品種に挑戦することである。ちなみに彼の栽培は畝長4~5メートル程度を1単位とし、出来るだけ多くの品種を栽培するように調整中の模様だ。後者の基本は、1年を通して何時も某かの野菜が収穫出来るように配慮すること。品種により、種蒔き時期、収穫時期、栽培期間、等々の細かい計算が必要であり緻密な頭脳を要求される。お得意のパソコンを使いこなしておられるのか否かは不明だが、うまく回っているようだ。
①秋ジャガです。
②ニラです。
参考までに子狸の立位置からグルリと周囲を見渡してみよう。ザッと眺めただけでも画像のような野菜が栽培中だ。無論、彼の作品はこれだけでは無い。耕地が点在しているので一面では表現出来ないだけなのだ。時折ご相伴にも預かるのだが、多々の品種に又微妙な時期にも野菜が存在しており、驚かされることが多い。絶妙な計算の上で栽培されてるのだろう。子狸のように、一般的な品種を一般的な時期に栽培するのとは大きな相違点だ。
③レタスです。
④ニンジンです。
彼の栽培は自家用が中心で、出荷等の意図は無い。従って多量の数量は必要なく、多くの品種で楽しみをメインとしてるのかも。又、時々は知人の方が農園を訪問されることもあるので、提供しての喜びも楽しみなのかも。ともあれ一年中某かの野菜が存在するのは、非常に便利でもあるだろう。スーパーへと走る必要が無いのだ。
⑤ハクサイです。
一時、子狸も真似して少量多品種で・・・・・と挑戦してみたが、オツムが混乱して栽培がグシャグシャとなってしまった。やはり向き不向きがあるとみえ、子狸には困難な栽培手法のようだ。自分に似合った栽培法で挑戦していこうかと思っている。ちなみに子狸の栽培手法は購入した種子を使い切る派。従って収穫時に想定外の分量で難儀することもある。まあ、ご近所のファンクラブの面々がうまく対応して下さるのだが。子狸と異なり、彼の「種子管理」は徹底していて、使い残した種子を封印し冷蔵庫で保管しているそうな。必要量のみを栽培する手法の模様だ。
⑥ネギです。