さて、台車です。
先の記事にも書きましたが、キハ130の台車を潰せば良いんですが、勿体無いんで。
( ̄Д ̄)ノ
まぁ、どうせ?私鉄だからキハ130と並ばなきゃ良いんです。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
すいません。
あくまでもお気楽に楽しませてください・・・・。
キハ130の台車を伊豆急TS台車と並べてみました。
写真ではあまりにもみづらいかと思いますので、後ほど実車の写真をお出ししますが・・・
かなり似ていませんw
サイドフレームは伊豆急が貧弱であり、担いバネも地味にかなり違いますがこれを「それっぽく」加工するのもまた楽しいかもしれません。
まず分解し
側面をカッターで筋を付けながら、じんわりと切り落とします。
実は、新品の部品に手を掛ける事ってあんまりしないので、30年近くNをやっていても勿体無い感が沸く不思議・・・。(´・∀・`)
散々壊したりしてきてんのに、何でだろう。
あー戻れない・・・
この伊豆急TS台車を
この台車に似せていくわけです。(撮影は、旧ちほく高原鉄道・陸別駅)
カッターマットに置いた台車側面を、いつもの写真用7倍ルーペで見ながら整形手術です。
デザインナイフでやりたかったのに、刃が品切れ。(/ω\)
やむなく普通のカッターとノミでカットします。
ヤスリはデルリン樹脂に余り旨く効かないのと、
表面が荒れると白っぽくなるので、
無塗装で終わらせようとした場合・・・スパッと切って終わらせるのがスマートのような気がしますが、意見が分かれる事でしょう。
こんな感じ。
影で輪郭が正確に見えませんが。
上が加工前・下が加工後。
どう刃を入れたかはのちほど。
うーん。
まあ・・・我慢が出来る範囲だとします。
もうちょっとダンゴ感が出るといいですがこんなものでしょう!
動力に取り付けます。
まず充ててみますと、
台車の軸受けとなっている金属板のポッチ凸と、
伊豆急台車の同じく軸受け凹はまるで大きさが違うので、
偶然嵌るという旨い話はありません。
とりあえず
凹を拡大すべく1.8mmでドリってみます。
ギリギリまで掘り進めます。
貫通しないで下さい。
でも、これじゃ全く穴径が足りない & 両台車は0.5mmほど軸距離が異なるようで、ただ拡大しただけでも、寸法ズレでぴったり合いませんので・・・
じゃーん♪
6.5mm 「鉄鋼用」
太い!
いきなり飛躍していますが、ゴミにする不要な台車で実験し、こいつくらいまでいきなり投入でも構わない確証をとってから使いました。
ちなみにこの大きさだと、ドリル刃だけでドリれます。
バイスや電動ドライバーなどに差しても対象が壊れるだけです。
ぐりぐりと警戒しながらドリます。
(/ω\)イヤン
太すぎるっ!
このように広げました。
ドリル先端の開削部分だけ使う印象です。
動力ユニット側の軸受けも少し削り、これ以上台車を彫ることを避けるようにします。
右が原型・左が削った後。
ポチっと穴が出るのが目安です。
真下から見ると
かなり高さを抑えることが出来ました。
4枚作業糸冬 了..._φ(゜∀゜ )アヒャ
接着準備に入ります。
まず、台車板の裏側を荒らします。
接着材が少しでも食いつく様にします。
ガーリガーリ・・・
あんまり削ると穴も浅く薄くなりますのでさらりとします。
どうせデルリン樹脂 (しまった・・・いままでジュラコン樹脂をデルリンと脳内変換していたw) なので、少しでも抵抗してやります。
基本的にデルリンもジュラコンも接着されません。
セメダイン株式会社の研究で業務用・工業用ですがデルリンやジュラコンに対応した「3000シリーズ」というのが出たらしいのです。
大箱でしか今は買えないそうですが、コレを今度試したいところ。
なんでも、瞬間接着材でABSを接着するときぐらいの強度が出ているらしいです!
(加筆:3000シリーズは「PPX」なる名前で小売していること。接着剤がこのケースでは優れているそうです。また、台車の樹脂も接着が怪しいのでこちらも荒らしたほうが尚良いと言うご指摘を受けました。)
http://www.cemedine.co.jp/product/domestic/adhesive/quick.html
抵抗・・・台車枠に穴をあけます。
瞬間接着剤の柱をこの中に生成して、動力ユニットの穴にも瞬間接着剤の柱を生成。
その両者を接着しようという魂胆です。
ぐりぐり ..φ(´ー`)
接着します。
一応こいつも使います。
注意。スーパー液は・・・
トコトンよく乾くまで放置しましょう!
(少しでも湿っていると接着剤がゲル化して収拾つかなくなります)
接着!圧着!
自虐的にキハ130台車と比較。
ブレーキシリンダー付けるといいのかな?
でもこれ以上は強度の問題もあり、やめます。
台車は、かなりガッチリ付きました。
無理に取って見ましたが、「脱脂」 と 「瞬接剤柱の注入」を良くするといけるようでした。
完全ではありませんが、修理も楽でしょう。