この作りかけ。
色々調べていくと、一体ルーフだったキットを裁断し、組立、解体、レストアしているので、地味に平行がなかなか狂っており、
寸法上でカチッと組ませるにはかなり荒業が必要ということが段々と解ってきまして。
厚み測ってもあちこちで0.1mm程度は狂いがあります。
屋根の側面を受けるところに板を張って行きますが、これも元型が狂っているので、片サイドは0.4mm厚みを、
もう一方は0.25mmを張ることで左右の近似値が出ました。
80系の屋根ですが、片はずれている事が多いですね。
0.4mm厚みのプラ材を適当にカットして
正面の接着補強材とします。
余分は後ほどカット。
接着。
レジンって、脱脂処理するとえらい強力に瞬間で接着されるんですね。
何時まで持つかはわかりませんが・・・。
裏側こんな感じ。
元板が再生ヘロヘロやレジンですので、歪みは各部に微妙にあります。
それを何とか平行に戻しながら接着。
いろんな角度で寸法が出るように努力だけはします。
屋根あて。
うーん。
合いきりませんな。
先回もかなり強引に接着してパテ盛した記憶再現。
短くカットしたミスを起こすし・・・
0.4mmプラ材で埋めます。
埋めた。
車体にはなりましたけどね。
各部の隙間は結構多いので、瞬間接着剤攻撃でガンガン埋めていきます。
特に張り上げ屋根なんで、屋根継ぎ目は前回も苦労しましたが、今回も瞬間接着剤で埋めまくってあとで削り倒しの面出しです。
部位的にも弱いのでパテではひび割れますから、裏に表にこってりと。
あちこち盛りまくって後で面出し準備。
ヘッドライトも金属製に置き換えることにすると思います。
車体を砥いで面出しがポイントになりそう。
十和田電車と大して変わらない車体なのに、こっちはえらい苦労と、その反面の寸法精度は落ちますね。
どっか、キットをもう一度出して貰えんでしょうか。
↑世の中マイナーな電車はキットでも売れないしねぇ・・・。