自宅近くで
はぁ。
何ですかこれは。
そう、近所に熊が下りてきたんですよ。
札幌市街。
どんな田舎の山奥よ。
お土産ブランドと成っている「熊出没注意」なんてもんじゃありません。
本物の熊が出てしまった模様でして。
うちの子は集団下校ですよ。
忙殺中のなかで
お師匠様(本人見て苦笑してそう)から図面のご指南を頂きまして。
曲線求める数式や、係数算って10数年ぶりにまともに見た。
最近の計算は全て見積もり算やら仕分け算ばっかりだもん。
学の無い私の脳みそは、シナプスが明らかにストライキを起こしており。
しばし硬直したままでございました。
デザイン畑を暫く歩んでいたんで、2次元構成はお手の物なのですが、
なんせ古いDTM第一世代。
3D関係はまだパソコンの性能が手軽に出来なかった言い訳を含んでも、大の苦手なのでございまして(;´∀`)
イラストレーター3、フォトショップ2.0からのオペレーションをしているものとしてはベジェ曲線バッチ来いなんですけど、
基本的にそれを数式に置き換えるってとても苦手でして。
はい。
しばし悲しいくらい悩みぬいていたのです。
様々な断面と比較して、最終的な3D立体切削図面にしてもらうため、「3面図」を起こさないとならんわけです。
嗚呼なんとクラシカル。
製図板とT字定規とロットリングで書いていたエッチング図面とまるで変わりません。
最近はそれら道具すら通じないことのなんと多いことやら。
15年前は先端の事やっていた筈ですが、すっかり化石ですね。
嗚呼悲しいわ。
3Dを職として手にしていたら生き方すら変わっていたかな?
各部修正を実施していきます。
ドアステップ周りがこの車両の最大のポイントですね。
色を乗せたりスケルトンにしたり。
いまでこそ、イラストレーターはカラーでの作業が当たり前ですが、5.0になる前はスケルトンワイヤーフレームで描画して、
プレビューするのが仕様でした。
ですから、そのころにみっちり遣った私としては、未だに気を使うときにはワイヤーフレームで全て作業してしまいます。
全て古い知識でカビが生えているようなもんです。
(だいたい、写植を使って版下制作していた最後の世代ですからね。馬鹿にされて当然かもしれません・・・・とはいいつつ、
今のデザイナーさんはある意味、やらななくてもよかった部分まで自分でセルフディレクションしなければならないのは、可哀想です。
今のパブリッシングのピンのピンは良くなっていますが、錐に近くなるだけ、昔より細かいクオリティは相当痛んだ状態になってしまいましたね。
雑誌デザインなど本当に「職人芸レベル」の「書体の選択作法」「字組みの作法」「写真の色だし作法」では正直酷い状態ですもん)
オッサンは愚痴をこぼしながら、チマチマと修正や足りない部分を書きあげていきます。
くおおおおおお。
↑こんなこちしている間にどこか出したりしてw