鉄道模型工作記録帳

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鉄道カラーの気鋭・FARBEテスト1

2010-10-15 21:36:00 | 鉄道カラーの気鋭・FARBEテスト

※2010/10/15現在の話です。

「F MODEL」と言う会社から、新進気鋭の鉄道アクリルカラー[FARBE]カラーが発売なりました。
もちろん札幌に入荷しているわけでも無く。
いつか試したいなと思っておりました。

ところがどっこい。

何故か全色があります。
先ほど届きました。

ということで。


鉄道アクリルカラー[FARBE]インプレッション記事を書くことになりました。
一気には書けないので、ちょっとお時間頂戴しますが速やかに全て試していかないとなりません。

全体を見ると、まず製造はガイアノーツでした。
これまで、ガイアはキャラクター系のカラーを販売していましたが、どうもOEMを受ける受け皿になりつつあり、モデル界でもOEMによるカラーがかなり出回ってきています。
鉄道に背中を押される形?でシルバー各種が出たのも記憶に新しいところ。
鉄道カラーはこのように「F MODEL」が企画元となっての発売となるようです。
[FARBE]シリーズと銘打たれたカラー。
「ドイツ語で『色』」と書かれておりなかなか洒落たネーミングです。
「タカラ鉄道カラー」から使っているとどうしてもベタなモノしか考え付きませんでした。

まずは各色のチェックをして見ましょう。


#001 コンテナレッド
在来、モリタカラーも出ていた色がこちらでは第一弾となってました。
試しにはこれでDE10でも塗装してみましょう。


#002 床下グレー
・・・とあります。さて、ぱっと見た限りではねずみ色1号とは違うようです。
コレまで私鉄にもいろいろな「床下グレー」が存在し、たとえば都電とか東武では暗く青が強いグレーが。
西武鉄道などでは明るいグレーが。
京成の90年代までは緑色掛かった色などたくさんの分かれ道があります。
先日、ガイアカラーのニュートラルグレー各種(4種類の濃度で発売済み)をインプレッションしようと思っていたのにまた新たな挑戦状的カラーです。


#003 京浜ブルー
挑戦的な名前ですね。
確かに、103系に狂っていたとき、京葉線の色にはGM青22号ではイメージが合わないのです。
ですから、タカラ時代の鉄道カラー青22号を探して探して吹いていました。
タカラ時代は明らかにシアンが強く深めの青だったのです。

実際、後から出てきますが、青22号は別色で[FARBE]で発売されております。
こちらはまだ攪拌しておりませんが「明らかにシアンが強め」に入っているようです。
ちょっとニヤリとしました。コレは期待できそう。
あえて言うなら、「東海道ブルー」なども何れ出るといいですね。
明石電車区の103系は、もっと深く鮮やかな青22号でしたもの。


#003 とび色2号
ここに来ると「あ、ニッチ狙いのカラーかな?」と思うラインナップです。
ニッチに走られると、「確かに市場にはないけど売れ難い不良在庫」がかさみますし、息切れ起こされる原因にもなって困るんです(過去に何社もありました・・・息切れ終わり・・・。)
出来れば王道でGMカラーに対抗して主導権を握って欲しいなぁと
(だって、GMの色はやっぱり昔からいろいろ疑問なんだもん、わたしぁぁグンゼやタカラ時代のほうがいい色と思う色が一杯あった)

パワムに塗る色ですが、果たしてどこに塗ればよいのかちょっと頭抱えます。
確かにグンゼカラーにはあって、無いと欲しくなり、あると油断する色ではあります。
モリタカラーでもありましたね。
今のところ何に塗ればいいのか、悩んでしまっています。
WIKIによると
>>この他、コンテナの構体内面や、
>>713系電車や415系電車の腰掛構体の色としても採用されている。
って・・・・いや困ったな・・・。


#005 黄色1号
あ、らっきー!と思ったらそれはGM黄色5号の白っぽい不満でありコレはよく見ると黄色1号です。
やっぱりニッチカラーです。
・使用車両
国鉄EH10形電気機関車の黄色帯
国鉄EF58形電気機関車の青大将裾黄色
国鉄155系・159系電車初期黄色
国鉄の最高速度65km/h以下の貨車の黄色帯
国鉄205系電車の総武色帯
JR東日本209系電車の総武色帯
JR東日本E231系電車の総武色帯
国鉄タキ5450形貨車のタンク部分

だそうで。
これは何に試めそうかチョット悩む色です。
DMVなんて近い色なのかな・・・?


#006 朱色1号
ここに来て基本色が出てきました。
中央線のオレンジバーミリオンですね。
普通に101系に塗ってみましょう。


#黄緑6号
山手線・関西線の黄緑ですね。
これも103系に塗ってみましょう。
山手線の色だけに見慣れた色ですが、案外使用用途が限られているのかなと思います。


#008 青色22号
青22号ではなく青色としているのがミソなのかな?
京浜ブルーがあるということで、103系には比較対象として塗ってみます。
割と使用用途がそれでも広いカラーですね。
さて、GMとの比較もしなければならない色です。


#009 青緑1号
使用用途はあまりに少ないものの、待ってましたのカラーとなるかどうか!?
GMの青緑1号の白っぽさに不満が多い方も多いはず。
それを覆してもらえるのかが注目点です。
若旦那の103系がコレで動いていけるかどうか!?


#010 青15号
10番目になって、ようやく「工作派として最も広い活用先のある色」登場!
正直、大瓶が出てもいいくらいのカラーです。
旧型客車・スカ色・事業用・ブルトレ20系・電気機関車なんでもござれ。
最初に試したい色のひとつです。
GMの古びたときの色合いもいいのですが、もっとフレッシュ感のある色であれば嬉しいですね。
この色だと、最近の件では水性カラー採用で圧倒的に鮮やかになった「土崎工場青15号」なんて色も期待したいところです。
この色がそうかもしれませんけれども・・・。


#011 青20号
超ウルトラ期待のカラー。青20号!!!
これも濃すぎた青20号ではないことに期待が高まります。
同じくあけぼの・日本海などにも使われている土崎工場のカラーとの違い、製品などのマッチングを見たいと思います。


#012 ぶどう色2号
定番品がこの番号くらいになると出てきたようです。
これもどの色になるか客車に塗って試したいと思います。

新進気鋭の鉄道アクリルカラー[FARBE]はまだ新しいブランドです。
今はマダいろいろな意見をぶつけていくときかもしれませんし、色合いの評価もしていける段階かもしれません。
モでラーも育てるブランドになっていくことを期待しています。
ぱっと見、クリーム系・朱色系がまだこれからのようです。

更にはJR地域色などもこれから期待してよいのでしょうか?
出来れば国鉄色に閉じこもらず「加工に適したカラー」をラインナップしてくれると嬉しいですね。

(国鉄色だと、有名色でも完全完成製品が既に出尽くしていると使いようが無い)
個人的にはGMカラーに若干の不満がある黄色5号、クリーム1号4号、赤2号はもちろん、赤13号、JR九州ブルー(青26号)、JR北海道各色、JR四国ブルー、クリーム10号、淡緑色(室内色)、JR東海オレンジ、JR貨物ブルー(濃・淡)、なども期待したいところです。

早々に塗装試験をしたいと思います。



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きりがないのですが、時たまでいいので限定カラーも・・・。「色のりのいい阪急マルーンセット(下地色・本色・仕上げクリアー淡レッド)とかww  【限定版「旧気動車カラーセット(灰青&淡褐色)」】とかぁ・・・【限定版「小牛田色セット(緑濃淡・クリーム10号)」】とかぁ・・・【限定版「京成カラー新・旧」】とかぁ・・・


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1 コメント

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とび色2号 (かめこく)
2010-10-24 19:33:47
はじめまして。かめこくと申します。とび色2号。これは線路に塗るんですよ。モリタが生産中止になって困っておりましたが、有用な情報いただきました。
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