シンガポール、マレーシアに出かけ、先日帰国しました。
帰国の際、コロナ禍で海外から日本への入国手続が厳しくなっていて入国審査、特に検疫手続に時間がかかるのではないかと心配していたのですが、実際に経験してみると、審査は短時間で終了し帰国することができました。
以下、成田空港での入国体験です。
まず、帰国前にスマートフォンにより、Visit Japan Web(海外からの入国者(海外から帰国する日本人も含む)が、入国時に「検疫」・「入国審査」・「税関申告」の入国手続を行うことができるウェブサービス)に、パスポート情報(パスポートの写真のアップロードあり。)などに加え、検疫に係る「質問票web」(体調等の問)への回答、コロナワクチン接種の情報を登録(接種証明書の写真のアップロードあり。)します。この登録情報により入国前に事前審査が行われます。なお、この事前審査を受けるためには、帰国日の前日までに情報登録した方が良いのではないかと思います。
事前審査が終了し、審査が通ると、Visit Japan Webの『検疫手続事前登録』画面が赤色から青色になり、「現在のステータス 審査完了 青」と表示されます。
これで入国審査の準備完了となり、到着空港で入国の際にこのスマホのVisit Japan Web画面「現在のステータス 審査完了 青」が通行手形のように威力?を発揮します。
降機後、空港の通路で複数の係員の方からVisit Japan Webの画面提示を求められるのですが、この青色画面を提示することでスムースに案内されます。あれよあれよという間に最終的な入国審査ゲートで、機械にパスポートを読み取らせ、顔認証機械とにらめっこすればゲートオープン、その後、審査係員のいる通路はノーチェックで通過し入国完了。通関が問題なければ解放され自由の身となります。
要はVisit Japan Webへの事前登録と事前審査です。予防接種証明書などをこのVisit Japan Webに事前登録をすることで帰国時の入国審査をスムーズに終えることができました。
コロナ禍でも、海外旅行の帰国時のハードルは低く感じ、ますます海外旅行に行きたくなりました。
以上、Visit Japan Webを使用した成田空港での入国手続きの参考になればと思います。
なお、Visit Japan Webはスマホ所有が前提で作られているようで、スマホを使ったインターネットでの手続きができないご高齢の方などは、手助けしていただける方がいないとVisit Japan Webを使用することは難しいかな。