青春18キップを使って長野へ
青春18キップは、冬の奥只見・会津若松への旅行で一度使ったことがありますが、今回は2回目。
1回目は10年以上前ですが、そのときはチケットショップで残2枚を購入
(昔は、一枚ずつ切り離す方式じゃなかったかと思います。)
今回は、JRの窓口で5回分を購入しました。
(今は、1枚の切符に、利用開始毎に駅印を押してもらう方式です。)
高尾駅を8:46に出発する小淵沢行き普通列車に乗車
(高尾駅ホームに入ってきたところです。折り返し、小淵沢行きになります。)
電車は高尾を出発すると、相模湖、大月を通って笹子へ向け登っていきます。
相模川の谷に沿って、登っていきます。
山の木々、田んぼの稲が青々としていて、夏の風景です。
相模川の流れも涼しそうに感じます。
笹子トンネルを抜けると甲府盆地です。
笹子トンネルを抜け二つ目の駅が「勝沼ぶどう郷」駅
駅周辺は、見渡す限り葡萄棚が斜面を覆っています。
高尾を出発して2時間20分ほどで小淵沢へ到着
特急電車なら1時間30分ほどで到着するようです。
急ぐ旅ではありません。スロー・ライフです?
小淵沢からは小海線に乗り換えます。
小海線は電化していないので、ディーゼルカーが走ります。
小淵沢発11:20
小海線は、「八ヶ岳高原線」という愛称のとおり、小淵沢から清里、野辺山、小海、佐久を通って、小諸までの高原を結ぶ線です。
2両編成のディーゼルカー(キハ110系)は、小淵沢駅を出発すると、八ヶ岳の山麓を登っていきます。
高原の木々の中の急坂をエンジン音を響かせて登っていきます。
(岩徳線のディーゼルカーに比べると、軽やかな音です。)
天気が崩れてきて、八ヶ岳は雲の中。見えません。
20分ほどで清里へ到着
ここで、昼食のために途中下車しました。
駅前は工事中で、土産物のお店がちらほらある程度
清里へ来たのは何年ぶりだろう。
子供達が小さい頃は、八ヶ岳周辺へよく遊びに来たもので、清里へも立ち寄ったことがあります。
もう15年くらい前かも。
そのころは、大勢の観光客で賑わっていたような印象があるのですが、平日だからか、観光客も少なく閑散としています。
昼食は、山梨名物の”ほうとう”
観光客相手のお店ばかりなので、あまり期待していませんでしたが・・・、
その期待を裏切らないようなものでした。
値段は1,300円
肉なし。野菜だけ。
野菜といっても、なんだか小さく刻んだ野菜が入っています。
カボチャは、ゴロリと入っていました。
みそ味は良いですね。
どうせ観光客相手ですから
リピーターを期待してはいないのでしょう。
駅前を大々的に工事していましたが、
観光客を迎えようという意欲が感じられない清里です。
昔の若者で賑わっていたあの清里は何だったのでしょうか。
一時期のブームでしかなかったのかもしれません。
小海線を清里からさらに小諸に向け出発します。
小淵沢方向から小諸行きの列車が入ってきます。
この列車はハイブリッドカーです。
ディーゼルエンジンで発電し、モーターで走ります。
ディーゼルエンジンとモーターのハイブリッドです。
もちろん、減速時にモーターによる回生を行います。
清 里 発13:39
ハイブリッドシステムの稼働状況が、随時、パネルに表示されています。
これは、加速・減速していないときの状況です。
停止時か、慣性で走っているときだったと思います。
電池から空調装置等へ電気が流れている様子です。
これはモーターに負荷がかかっている状態で、加速時又は登板時だったと思います。
モーターの負荷が小さいときの状態で、発電はせずに電池を電源として走ります。
スピードを落とすときの状態で、モーターに負荷をかけ発電します。
発電した電気で空調装置等を動かし、余った電気は電池に充電されます。
清里から小諸までは下り坂が多いのですが、エンジンは頻回に動いています。
バッテリーの容量がもっと大きいと、さらにエコなのかもしれません。
小 諸 着 15:30
小諸では、ホテルにチェックイン後、懐古園へ
残念ながら、雨です。
懐古園は、武田信玄が築城を命じた小諸城の跡地に神社、資料館、美術館、遊園地、動物園が配置された公園です。
小諸城は、城下町よりも低い穴城で、複数の谷を利用した全国的にも珍しい形態なのだそうです。
(谷・堀の部分です。このような谷が随所にあります。)
小諸城の裏手は、千曲川が流れています。
資料館、島崎藤村記念館、小山敬三美術館を駆け足で見学
園内をこれまた駆け足で散策
この日の宿泊は、小諸駅のそば、懐古園の隣という好立地条件にある
小諸グランドキャッスルホテルです。
名前はゴージャスですが、結構古い。
古いからか宿泊料金が安い。
1泊2食付き 7,000円台ですから。
夕食は、食べ放題・飲み放題(ビールはプレミアムモルツだそうです。)
料理的には、、、料金が安いですから・・・
温泉あり、部屋も広い
もうちょっと、古さを隠せると良いのですが。
料金的には仕方ないですね。
コストパフォーマンス的には優れていると思います。