郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

人生で失いたくないもの

2016年09月14日 | 日記

 子ども料理教室で鰯の手開きを教えました。子ども達は作業は大変だったけど、鰯の蒲焼きは遣り甲斐があったと大人びたことを言います。教えた方は嬉しくなりました。帰って来て夕食後、地区運動会準備の打合せがあり、また出かけました。
 TV「鶴瓶の家族に乾杯」(9月5日)を見ていたら藤井フミヤさんが鯖江市の民宿で個性的な人達に会う。夫を亡くした民宿オーナーのAさん、生まれつき耳が聞こえないが喋れる居候Wさん(43歳)、英語、ドイツ語がペラペラな元エリート社員の居候Kさん(30数歳)、それにドイツ人の居候さん達である。居候さん達は田や畑で働く代わりにオーナーから寝床と食事を提供して頂ける仕組みで相互の信頼に基づいており、自由で緩い関係です。ホンと温かい家族にも似た関係で皆、明るい。私は東大出身のKさんがなぜここに居るのかが不思議でした。<これ以降は私の想像と感想です> 一番目に思ったことは親は落胆しているだろうなぁ?。二番目には自分の人生なんだから自分が決めればよい。それで良かったのかも?。人生で失いたくないものは自身(の命)ではないか。キャリアなんて命と比べればそんなに大事なものではないと気付けたのでは…。エリートとして必要以上に期待に応えようと、エリートだから頑張らなければ、失敗してはいけないとの気持ちに押し潰され、暗い毎日を過ごすよりも生きていることを実感できる方がよいに決まっている。失くしたものも大きいが、得たものも大きかったのではないか。Kさんの決断と今後にエールを送りたいと思った。

 今日の夕食は、








 ◆ロールキャベツ
 ◆サラダ
 ◆ヤリ烏賊のバジル炒め
 ◆ご飯

   ~ 帰りが遅くなるので夕食は作って行きました ~



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