玄関前の壁にタイルを貼って頂いた。以前のタイルと色、サイズ、凹凸模様が少し違うが出来るだけ似ているものを選んだつもりだが、やはり貼った感じが違う。元通りにはならないものだ。致し方ないと諦め、慣れるより仕方ない。そうやって、これ以外のことも現実に押し潰されて行き、妥協しないとこの社会はやっていけない。逆に相手に妥協を強要しているときもあるが、自分では分かっていないし、分かろうともしない。人は(他から)されたことは覚えているが、(自分が)したことは覚えていないものだ。恨〔はん〕と言うものはいつまでも残るが、気持ちの取り組みですぐに蟠〔わだかま〕りや拘〔こだわ〕りから身を放すようにすれば恨みとして残ることがない。よく未来志向でと恨を消そうするが、未来の欲と過去の恨とを天秤に掛ければ欲がその時々で大きくなったり小さくなったりするものだから不可逆的に恨を消せない。決断するその時点できっぱり諦め、恨を残さない。もし、心に恨が現れたなら意気地なしと自分を叱らなければならない。そして嫌だと思ったことに慣れ、その原因を忘れることだ。そうやって多くの嫌なことを今までやり過ごしてきた。
今日の夕食は、
◆子持ちカレイの煮付け ◆白菜の煮浸し ◆大根餅 ◆ワカメ汁 ◆むかごご飯
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