郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

桜が散り

2020年04月12日 | 日記

 今年は家の枝垂れは思いのほか花をつけたので嬉しかったので何枚も写真に収めたが、今日の雨で桜の花びらは見事に散ってしまいました(写真は綺麗に咲いていた頃)。桜は風でひらひらと舞い散るシーンが最高ですから雨で落ちるのは花びらも不本意だと思う。何十年か前、薄墨桜を見に行った帰りに出会った名もなき木の桜吹雪や、約20年前の高遠〔たかとう〕での桜吹雪を今でも目に焼き付いて思い出すことが出来る。家の枝垂れ桜は背が高くないので散っても風情はない。背が高いと風情があっても隣近所に迷惑がられ、この町内でも多くの家に桜の木があったのに切ってしまわれた。私の家は背が高くならないように可哀想だけど矯正している。この木の下に小さな小さな桜の苗があったので鉢に植え替えた。普通、苗なんて出来ないのではないかと思うのだけど偶然だからこの偶然さを大切にしたい。これが本当に大きく木に育つことを願っている。その頃にはその桜の近くで私も風に吹かれて見えない形で漂っているかも知れない。

 今日の夕食は、


 ◆タケノコのお寿司 ◆鶏団子の煮物 ◆タケノコと葉ごぼうのかき揚げ ◆大根の酢の物 ◆タケノコ姫皮のすまし汁
   ~  ~

  追記: 朝6時少し前に家人が神社に行こうとしたら雨がポツポツ降り出したので取り止めた。私が外に出たときは雨は止んでいた。朝食を摂って朝市に出掛けた。雨は小降りであった。タケノコを購入して皮をむくと新鮮さが見た目でも分かる。9時を過ぎてまた駅前と近くの食料品スーパーに出掛けた。家人が行く予定をしていたけれど一度、外に出たからと言って買い物を引き受けた。雨はずっと降り続いている。家人は沖縄の姉に近況を知らせる手紙を書いていた。


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