郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

ロープウェイで

2023年09月29日 | 日記

 旭岳上りロープウェイから、旭岳細い登山道を、登山道沿い山草


 旭岳下りロープウェイから、銀河の滝、黒岳を望む


 今日が今回のメインで大雪山国立公園でミニ登山をし、日本で一番早い紅葉を楽しみます。しかし、今年は猛暑がこの北海道でも影響をし、紅葉が遅れているようです。最初は旭岳に向かいました。秋の気候は変わりやすく昨日夕方には雨が降り、天気が危ぶまれていましたが、今朝は晴天です。ロープウェイ登り口で登山専門のガイドさんが付き、山の中腹でロープウェイを降りるとさすがに外は8℃と寒く冬用アウターを着込まずにいられない気温です。紅葉は遅いものの色づいた木々もありガイドさんに導かれて「姿見の池」までの登山コースを山草の説明を受けながら、登山用ポールでバランスを取りゆっくりと岩石の多い道を歩きました。昔は弾薬用硫黄を採掘するためにトロッコ道があったそうです。ミニ登山で一周後、ロープウェイで降り、登り口食堂で各自、昼食を摂っているとバケツをひっくり返したような大雨です。私たちのためだけに晴れてくれたようでありがたかった。次にバスで層雲峡を通り、黒岳ロープウェイ乗り口に着きました。ここでは雨は止んでいたけれど強風のためにロープウェイの運行中止が決定され、ロープウェイは動いていません。乗り口の下からただ黒岳を遠く眺めるだけでした。流星の滝や銀河の滝を見、少し待つも幸運は2度訪れることはありませんでした。仕方なくバスで白金温泉ホテルへ移動しました。良くも悪くも、自然に翻弄され突発的な結果への体験が心を大きくしてくれるように思います。今回、私は北海道はやはり広いと感じましたが、家人はそうでもないと言う。昔の何もない大地を知っているからでしょうか。


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