かんりにんのひとりごと

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母とガラス越しの面会・・・

2022-05-12 | 私・家族・ご近所話

 

七十二候は「蚯蚓出(みみずいずる)」(5月10日〜5月14日頃)という季節を迎えました。

 

冬眠していたミミズが土の中から出てくる頃という意味です。

 

ミミズ以外の、他の生き物は「啓蟄」の頃に出てきますが、ミミズはマイペースに活動を始め、土を肥やしてくれる影の努力家らしいです。

 

確かに、ミミズがいる畑は、いい土だと言いますね。

 

進化論で有名なダーウィンは晩年はこのミミズの研究を続けていたそうです。

 

ちょっと、意外です。

 

さて、今日は母の病院に行って、オンラインではなくて、向かい合っての面会ができました。

 

 

 

向かい合ってと言っても、玄関のドアを閉めて、ガラス越しに面会をするという方法でした。

 

いつもは、リモートで、iPadの画面しか見ることができないのですが、今日は久しぶりに、すぐ近くまで行くことができました。

 

長期間、入院していて、面会もできないので、今まで知らなかったのですが、ずっと寝ているために、起き上がることができなくて、ベッドのままエレベーターに乗り、玄関までやってきました。

 

やはり、そうなってしまいますね。

 

からだは、動かさないと、動かなくなってしまうものなんですね。

 

昨年は、歩いて、近くの病院まで行っていたのが、うそのようです。

 

病院の中でも、毎日リハビリをすれば良いのでしょうが、病院にもそんな余裕はないのでしょう。

 

ちょっと、残念ですが、笑顔で話ができるだけでも、ありがたいことでした。

 

 

 

 

普段は、病室で、ラジオを聞いて過ごしているそうで、久しぶりに玄関まで降りてきて、私や家内、外の景色などを見て、やや興奮気味に話しているように、見えました。

 

「ツツジの花が綺麗・・・」と何度も言っていました。

 

私がいつも写真をプリントアウトしてミニアルバムに入れて持っていくのが気に入って、毎日見ているそうです。

 

今度は、ツツジやアジサイの写真もぜひプリントアウトして、もっていかないといけません。

 

何より、ひ孫がハイハイをしている写真もぜひ見てもらいたいと思います。

 

 

 

短時間でしたが、母は何度も何度も写真を見ていると繰り返し話をしていました。

 

同じ話が延々と続くのですが、それも何となく、懐かしくて、ずっと聞いていたい気がしました。

 

 

 

写真の花は、オルレアという花で、名前は昨年調べました。

 

頑張って、写真を撮って、また持っていきたいと思います。

 

七十二候/蚯蚓出 みみずいずる|暦生活

七十二候/蚯蚓出 みみずいずる|暦生活

ミミズは自然の鍬。大地を耕し、微生物が豊富な土を作るための縁の下の力持ちです。

暦生活