かんりにんのひとりごと

日々の出来事や季節を感じる光景を載せています!

38.7度の日は涼しい喫茶店で

2024-08-03 | 読み物

連日の猛暑日で、今日の京都は38.7度まで気温が上昇しました。

道を歩いていると、太陽の強い光と同時に、アスファルトからの照り返しがすごいです。

上と下から、焦がされている、両面焼きの魚のようですね。

あまりの暑さに、折り畳みの傘を取り出して、日傘にして歩きました。

今日は晩御飯の当番になっているので、近くの商店街まで買い物に行きました。

せっかくなので、いつもの喫茶店に入って、本を読むことにしました。

暑い日は、これに限ります。

先日までは、歴史小説「等伯」を読んでいたのですが、ようやく上下を読み終わりました。

石川県の能登・七尾で生まれた長谷川等伯が、京都へ出て来て、信長や秀吉の天下取りに惑わされながら、ライバルの狩野永徳との確執を乗り越えて、一人前の絵師として、世に認められていくというサクセスストーリーでした。

どこかで聞いたところでは、この話は何かの賞を取ったように記憶しています。

安土桃山時代の人々の暮らしや、有名な武将や僧侶の名前がよく理解できました。

この本の前は、狩野永徳さんの物語「花鳥の夢」という本を読んでいたので、ちょっと同じ時代が続きました。

気分を変えたいと思ったので、まったく雰囲気の異なる本を読むことにしました。

私が好きでいつも読んでいる小説です。

「京都寺町三条のホームズ」第21巻です。

この小説も、これだけ長く続くとは思わず、10巻くらいから読み始めました。

京都のことがたくさん出てくるので、毎回読んでいますが、勉強になります。

少女漫画を小説にしたみたいな話ですが、京都のことが、いろいろと紹介されていて、今回はどこが登場するかと楽しみにしています。

京都の地図が載っていて、物語がわかりやすくなっています。

まだまだ、最初の方しか読んでいませんが、今回もいつもの流れで、安心して読んでいます。

さて、今日は気分を変えて、バナナクリームのケーキを頼みました。

これを食べながら、ゆっくりと時間をかけて、本を読みます。

外は暑いのですが、喫茶店は快適でした。

帰りはまたしても歩いて帰らないといけないのですが、傘をさして、直射日光に当たらないように気を付けて帰りました。

しばらくは、我慢の日々が続きますね。。。