数年前から、政府は賃上げを要求していますが、これには消費拡大の意図があります。
たくさんお金があれば、たくさん使うでしょ、という考えです。
でも、これ、あながち間違っていません。
高度成長期の1億中流社会と言われていた時代、
ほとんどの家庭がこのころに、少し前に3種の神器と言われた電化製品を
買いそろえ、レジャーも活発化されました。
マイホーム・マイカーを持ち出したのもこのころです。
高度成長期・バブル期には、年功序列で、給料もボーナスも上がっていくので、
節約志向というものは今と比較すれば、低く、今では考えられない高価な辞典が
かなりの割合で自宅にあったものです。
また、今の80代当たりの方は、年金も働いた額とほぼ同額もらえる(社会保険加入者の場合)ので、
老後に旅行が趣味という生き方も満喫できたのです。
この世代は、自分も子どもも兄弟が多いため、少子化には程遠いイメージもあります。
※ただし、この世代は、戦争・結核などの病気で亡くしている場合も多い
ですから、子ども・孫にも援助している人も多く、
そういう意味でも、今より消費はかなり活発だったと言えるでしょう。
※相続税対策で、子どもに家資金を援助する家庭は珍しくなかった
また、絵画・宝石など買うこともあった
それに暗雲をもたらしたのは、1990円台半ばから大手と言われる企業でも、リストラが始まり、
新卒でも就職が決まらず、やむを得ず、非正規雇用が増加していきました。
このころ、「痛み分け」という言葉が生まれました。
しかし、今も、そのころの非正規雇用者が正社員とならず、30代・40代でも不安定な働き方をしている人が多い。
ですから、消費は活発化にはならず、そういう人たちの子どもは、
親を見ているので、節約志向が強いと言われています。
ですから、少々手取りが増えたところで、また「暗黒時代到来」が怖くて、
お金を使えない心理が働いているのではないでしょうか。
たくさんお金があれば、たくさん使うでしょ、という考えです。
でも、これ、あながち間違っていません。
高度成長期の1億中流社会と言われていた時代、
ほとんどの家庭がこのころに、少し前に3種の神器と言われた電化製品を
買いそろえ、レジャーも活発化されました。
マイホーム・マイカーを持ち出したのもこのころです。
高度成長期・バブル期には、年功序列で、給料もボーナスも上がっていくので、
節約志向というものは今と比較すれば、低く、今では考えられない高価な辞典が
かなりの割合で自宅にあったものです。
また、今の80代当たりの方は、年金も働いた額とほぼ同額もらえる(社会保険加入者の場合)ので、
老後に旅行が趣味という生き方も満喫できたのです。
この世代は、自分も子どもも兄弟が多いため、少子化には程遠いイメージもあります。
※ただし、この世代は、戦争・結核などの病気で亡くしている場合も多い
ですから、子ども・孫にも援助している人も多く、
そういう意味でも、今より消費はかなり活発だったと言えるでしょう。
※相続税対策で、子どもに家資金を援助する家庭は珍しくなかった
また、絵画・宝石など買うこともあった
それに暗雲をもたらしたのは、1990円台半ばから大手と言われる企業でも、リストラが始まり、
新卒でも就職が決まらず、やむを得ず、非正規雇用が増加していきました。
このころ、「痛み分け」という言葉が生まれました。
しかし、今も、そのころの非正規雇用者が正社員とならず、30代・40代でも不安定な働き方をしている人が多い。
ですから、消費は活発化にはならず、そういう人たちの子どもは、
親を見ているので、節約志向が強いと言われています。
ですから、少々手取りが増えたところで、また「暗黒時代到来」が怖くて、
お金を使えない心理が働いているのではないでしょうか。