地元中学は夏休みに入っていますが、わが子の通う私立中高一貫校は、
やっと期末試験が終わり、昨日国語と社会が返ってきました。
「社会、頑張ったのに、悪かった」
と、肩を落とし、
「明後日、再テストだって。お母さん、教えて」
というので、期末テストを改めてしました。
先日、何問か掲載しましたが、全問改めてみると、かなりの難問。
地元の公立高校の入試は、国立大附属中学入試レベルに対し、
もうこの問題は、共通テストを意識した問題です。
実際、このレベルなら、上位でも、70台だろうなあ。
と思っていたら、ドンピシャ。
最高点72点、平均25点でした。
わが子は、平均よりは上でしたが、自信もって堂々と言える点数ではありませんでした。
中高一貫校に行ってびっくりするのは、定期テストの難解度と点数です。
平均30-40点なんて当たり前の世界です。
でも、その中でも、ちゃんと結果を出す生徒もいます。
小学校時代、それなりに成績のいい子どもが、打ちのめされる。
そういう世界でもあります。
逆に言えば、公立入試は、ものすごく簡単。
おそらく、外部受験しても、内申書抜きにすれば、上位高校に、
ほとんどの生徒が合格できるでしょう。
※今年、あまりにも学校ごとにレベルに差があるので、教育委員会が、学校ごとの入試案を提案したいきさつがあります
実際英語が苦手なわが子でさえ、現在はほぼ解けてしまうレベルです。
国風文化と遣唐使の2語を使って説明せよ
源氏物語・北条政子の言葉が原案で掲載され、
( )に当てはまる言葉を入れよ。
※教科書も資料も現在の言葉ですから、結構きつい。
また、あらゆる時代の問題が掲載されているので、
「あれ、これいつの時代の話なの?」
と、戸惑うことも。
例えば、〇〇乱ならすぐにわかりますが、
庶民の暮らしは苦しく(いつの時代も苦しい)、
それを解消するために何を行い、どうなったのかを説明せよ。
免罪符という言葉を使い、当時のあらましと偉人が何をしたのか、説明せよ。
など、とにかく説明だらけの問題でした。
昨日2時間かかって、親子で解きましたが、かなりきつかったです。