昔の車はシンプルなので壊れる部分は今より少ないのではないだろうか。
特に電気系統の故障は明らかに今の車の方が多かろう。
もう30年以上前かなあ、スズキの初代エスクードに乗っている人が居てその話が凄く楽しかった。
「高速を走っていたんだよ、そうしたら”ガンッ”って音がして何かあたったのかとびっくりしたんだ」
何が起こったのか皆目分らないが急に風音が強くなった。見ると窓ガラスが無い!!
「えっ!ガラスが割れた音か??」
目に付いたPAに車を入れて確認するがガラスが割れた感じではない。これは一体どうした事か??
このままでは困るので急遽引き返してディーラーに車を持ち込むと…
「ガラスがね、落ちてたんだよドアの中に」
窓ガラスはすとんとドアの中へ落ちていたらしい。
この車、まだある。
休日、近場のドライブへと出かけた。
お気に入りのサンルーフを全開にして風を感じるのが好みである。
雲行きが怪しくなってきたのでサンルーフを閉めようとしたが…
もうお判りだろう、閉まらないのだこれが。幾らスイッチをいじっても。
そしてぽつりぽつりと雨が降り出すがサンルーフ全開のまま走るしかなかった。
当人は怒る気もしない、そうね笑うしかないわこりゃあ。