城と言えば天守閣、そうも言えるが必ずしも天守閣が必要とも限らない。
大体中世の城は基本的に砦であって誰もが思い描く天守閣付きは信長以降に建設される訳だ。
だからそう拘る必要はないんだろうなあ。
勿論立派な現存天守閣は見る価値があるけど。
城址ってだけで
「天守閣ないの?じゃあ行かなくてもいいよ」
という人が多いがもったいない。城は天守閣の有無で価値が決まる訳じゃないのに。
あまり観光化されていない山城の場合は歩いて登らねばならないから億劫になるのはしかたない。
しかしそこまで来たならやはり登って欲しいものだ。
そんな城の一つが津和野城。
武家屋敷と掘割の鯉が代表するイメージだが城址まで登る人は少ない。
リフト降り場から約20分の登り道は結構きついから年取ったら辛い。
でも城跡から見る津和野の街は石州瓦の赤色が綺麗なんだなあ。
行く価値あり、一汗かく価値あり。