ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

ゴミが捨てられない人

2020-11-21 17:40:49 | 生活

新聞でも時々ゴミ屋敷やゴミ部屋の話が出てくる。

天井までぎっしりとゴミが積み上がり悪臭と蠅が充満するのはもう病気の範疇だ。

そこまでいかなくてもやたらに物をため込む、いや捨てられない、捨てたくない人は多い。

紙袋がぎっしりと何処かに無い?

あったら注意した方が良いい。間違いなく捨てられない病に掛かっているから、軽傷だけど。

ミスタードーナツで昔貰った使わない茶碗、山崎春のパン祭の白い皿とか、くら寿司のビックラポンとか、ビール6缶パックのおまけグラスとか…

拾い集めなくても今はゴミ同然の物がどんどん集まって来る世の中なんだなあ。

何も考えないでいると何時の間にか押し入れは満杯、家具と家具の間にも色々な物が挟み込まれる様になるんだよ。

だから大掃除をしても片付かない。何故だろうと思っても大量廃棄には至らない。

断捨離って流行ったらしいけど何がどう変わったの??

大量生産、大量廃棄のシステムが変わらない限り物は溢れるのが防ぐ事は出来ない。

我家もこの30年で先代からのゴミを4トン程捨ててきたが全くすっきりしない。

結局時間の経過と共に物が増えるからだ。年に1トン位捨てないと駄目なんだろうなあ、多分。

 


何時からジョニ黒が安酒になったのか?

2020-11-21 11:52:09 | 

その昔、高級酒の代名詞と言えばジョニ黒だった。

長谷川町子さんは余程このジョニ黒がお気に入りだった様でサザエさんやいじわるばあさんには度々登場する。

本人が海外旅行が好きだったからそのお土産としてよく買っていたに違いない。

確かに当時のジョニ黒は高い。一本1万円以上したはずだ。

大卒初任給が2~3万円の時代である。

庶民には高根の花を通り越した存在なのだ、ジョニ黒は。

何とか頑張って手が届くのはジョニ赤、ホワイトホース、カティサークあたりか。

それでもかなり高かった。気軽に飲めたのはサントリーレッドやトリスで安いが悪酔いする酷い酒だ。

一般人が何とか海外旅行へ出られるようになったのは40年近く前だけどその時に免税店でオールドパーやシーバスリーガルに目の色を変えて日本人が群がった。

日本で買うと3万円近い酒が1万円で買えるから限定数3本を殆どの人が買い求めたのだ。

洋酒神話の生きていた時代である。

所が今やジョニ赤は安酒の範疇にある。円高が進み海外旅行も特別の事ではなくなりお土産としてのウィスキーの価値も価格も暴落する。

復活はハイボールで居酒屋の飲み物となった。

子供の頃に何となく感じた落ち着いた大人の酒のイメージは今の状況では感じられない。

夜、薄明かり、グラスの琥珀色、カランという音

憧れでもあったなあ。