門前の小僧

能狂言・茶道・俳句・武士道・日本庭園・禅・仏教などのブログ

【釈迦の名言】

2013-10-18 20:26:58 | 仏教
生物を殺すこと、打ち、切断し、縛ること、盗むこと、嘘をつくこと、詐欺、だますこと、邪曲を学習すること、他人の妻に親近すること、これがなまぐさである。肉食することがなまぐさいのではない。
(スッタニパータ 第2 小なる章 2、なまぐさ)

死者を迎える「お盆」とは

2013-08-13 20:18:23 | 仏教
「ほんとうに、死ぬことは死ぬ本人の問題であるよりも、むしろ、あとにのこる人々の問題である。私たちが生きているあいだは死は私たちにとって存在しないし、死んでしまえば私たちが存在しないのだから、私たちと死とのあいだには実際的なつながりはすこしもなく、死は私たちにとってだいたいなにも関係のない現象で、せいぜい宇宙と自然とにいくぶんかかわりがあるといえるだけである。」(『魔の山』トーマス・マン)

エピクロス-ディオゲネス-ショーペンハウアーへと続く弁証法的死生観vs.彼岸-此岸ひと続き、死生一如をもととする私たち日本人の仏教的死生観。死者を迎えるお盆に考えてみました。

本日のYahoo News、
「臨死体験の科学的解明に前進、心停止後に「脳が活発化」 米研究 http://p.tl/Xk2a 」

その時いったい“何のために”脳がそうするのか。たぶん科学には永遠に解明できない、と思います。

電子ブック『ブッダの名言』無料公開

2013-08-09 18:16:46 | 仏教
愚かに迷い、心の乱れている人が百年生きるよりは、知慧あり思い静かな人が一日生きるほうがすぐれている。~ブッダ『ダンマパダ』(ブッダの真理のことば)

ブッダの名言集を公開します。

●ブッダの名言(能文社)
http://p.tl/XoG6

当名言集は、仏教最初期の仏典、『スッタニパータ』、『ダンマパダ』を中心として、仏教始祖ゴータマ・ブッダ生存中の直接の肉声に近い、珠玉の名言をとりあつめたものです。

『スッタニパータ』は数多い経典・仏教書の中でも最古と目される仏典。「スッタ」は(縦糸)(経)の意味であり、「ニパータ」は(集成)の意味です。ここには創始仏教として発展する以前の簡単素朴な最初期の仏法が示されています。
後世のように複雑で厳格な教義や論理は露も見られません。ブッダは単純素朴で力強いことばにより人として歩むべき道を指し示しました。
一修行者としての飾らない真摯なことばが、苦しみ悩む、無知・無明の人々の心を解き放ったに違いありません。


いかなる生物生類であっても、怯えているものでも強剛なものでも、悉く、長いものでも、大きいものでも、中ぐらいのものでも、短いものでも、微細なものでも、粗大なものでも、
目に見えるものでも、見えないものでも、遠くに住むものでも、近くに住むものでもすでに生まれたものでも、これから生まれようと欲するものでも、一切の生きとし生けるものは、幸せであれ。
(スッタニパータ 第一 蛇の章 8、慈しみ)

あたかも、母が已が独り子を命を賭けて護るように、そのように一切の生きとし生れるものどもに対しても、無量の(慈しみの)意を起すべし。
(スッタニパータ 第一 蛇の章 8、慈しみ)


ブッダの願いはただ、生きとし生ける者すべての幸せ。そして、そうした世界を実現するただひとつの方法は「無量の慈しみ」の心に従い、行動、実践することでした。

続きはこちらで↓
http://nobunsha.jp/meigen/post_144.html

【言の葉庵】次号メルマガ「ブッダの名言」

2013-08-08 21:07:57 | 仏教
【言の葉庵】メルマガ、次号予定は「ブッダの名言」。今回は少し力こぶ入っています。お楽しみに。来週頭頃発刊予定です!火曜日は銀座にて一日講座「戦国時代の名茶人」あります。
【言の葉庵】メルマガ、次号予定は「ブッダの名言」。今回は少し力こぶ入っています。お楽しみに。来週頭頃発刊予定です!火曜日は銀座にて一日講座「戦国時代の名茶人」あります。