門前の小僧

能狂言・茶道・俳句・武士道・日本庭園・禅・仏教などのブログ

本日は寺子屋「葉隠」「風姿花伝」

2010-03-01 10:30:33 | 日記
寺子屋A「葉隠」 17:30-19:00
寺子屋B「風姿花伝」 19:30-21:00
http://nobunsha.jp/img/terakoya%20annai.pdf

「葉隠」は聞書一「老剣術者の述懐」を読みます。修行とは一生打ち続くもの。ものごとなんであれ、これまででよい、ということはなく、ひたすら鍛錬と工夫を積み重ねていく。それが「道」である、と剣聖宮本武蔵も五輪書で述べています。

「風姿花伝」は、第二「物学條々」を読みます。物学とは"ものまねび"、すなわち物まねのこと。物まねは今日いう形態模写のことではなく、さまざまな「もの」から「まなぶ」ことです。実は「もの」は、日本文化においては、平安時代の「もののあはれ」に代表されるように、神や霊、鬼、ものなど、実に多様な概念を表わしたものでした。

http://nobunsha.jp/blog/post_42.html

世阿弥がまなぼうとした対象は、雑多な人種はともかくとして、神や鬼など目に見えぬ不思議な力をもつ"存在"であったことがわかります。