門前の小僧

能狂言・茶道・俳句・武士道・日本庭園・禅・仏教などのブログ

蒲田産経学園10月期新講座「能の神話と伝説」

2013-09-25 19:00:09 | カルチャー講座
10/9(水)より、秋の新講座「能の神話と伝説 ~天の羽衣・牛の刻参り・西行と景清伝説などのルーツを能にたどる~」がスタートします。

☆蒲田産経学園の講座募集チラシ、おすすめ講座に掲載されています。
http://www.sankeigakuen.co.jp/pamphlet/17/PF_17_20130921132819.pdf

「西行物語」「羽衣伝説」「安珍清姫伝説」などは、私たちにとって大変なじみ深い物語文学や伝承。それらがどのように能のストーリーに組み込まれ、展開され、演劇作品として命を与えられたのか?原作や元となる言い伝えをたどりながら、実際の能の舞台表現をビデオやDVDで鑑賞、解説していきます。10月から始まる3ヵ月講座。

●講座予定
http://nobunsha.jp/img/kozalist.pdf

第一回講座は10/9(水)10:30より。
「西行物語」をテーマとして、中世を代表する漂泊の歌人、西行法師の名歌とその生涯をたどります。風雅そのものの人生は、能にも題材として好んで取り入れられ、「江口」「遊行柳」「西行桜」など、屈指の名曲を生み出しました。

後世、芭蕉にも影響を与えた、西行の名歌を鑑賞し、名曲能でどのように西行の実像が再現されているか、名人の名舞台映像もあわせてご紹介します。

第二回 11/13:鉄輪伝説(陰陽道・牛の刻参り伝説)
第三回 12/11:景清物語(平家物語より)

9/30(月)寺子屋「風姿花伝」「南方録」

2013-09-25 17:21:28 | カルチャー講座
来週月曜日、9月度寺子屋素読ノ会があります。

http://nobunsha.jp/img/terakoya%20annai.pdf

今回、以下の段落を読み進めます。
初受講、途中参加も大歓迎ですので、一度ぜひ
ご体験されてはいかがでしょうか。

1.風姿花伝 講座
17:30-19:00
「風姿花伝」第二物学條々の後半を講読予定。

上手く演じれば演ずるほど、「面白くなくなる」鬼の芸の秘伝とは。
大和申楽の得意芸、鬼の芸の本質を解き明かす、世阿弥絶筆「佐渡状」(金春禅竹宛)もあわせて解読します。

2.南方録 講座
19:30-21:00
「南方録」棚の章の最終段落を読みます。
津田宗及が考案した〔鎖の間〕。その茶の湯とは。
上の段落に見られるように常に確執関係にあったとされる利休と宗及。
茶話指月集や山上宗二記の関連逸話にも、二人の茶人のエピソードを参照。戦国茶人の「創意」を浮き彫りにします。