門前の小僧

能狂言・茶道・俳句・武士道・日本庭園・禅・仏教などのブログ

3/19読売カルチャー「茶道文化史入門」山上宗二記の世界

2015-03-16 18:45:26 | カルチャー講座
3/19(木)10:30より、よみうりカルチャー恵比寿にて、
「茶の湯文化史入門」10月期最終回の講座があります。

■茶の湯文化史入門
第六回 山上宗二記の世界~目利きと見立て
http://www.ync.ne.jp/ebisu/kouza/201410-01510201.htm

今回は数多い茶道書の中でもっとも茶道史を忠実に伝える、
とされる『山上宗二記』を本講座総括として読み進めます。

同書はまた、伝書の類を一切残さなかった千利休直伝の唯一の
秘伝としても高い価値を誇る貴重なもの。

当講座では、著者山上宗二の略歴とプロフィール、
そして『山上宗二記』の“本体”ともいえる、
東山名物~桃山期侘び道具の名品総目録〔珠光一紙目録〕を
中心に解説していきます。

■山上宗二記 概要
1.序 侘び茶発生の歴史 ~能阿弥・珠光の邂逅
2.珠光一紙目録 ~東山名物と利休道具の総鑑定書
3.茶の湯者覚悟十体、追加十体
~茶人としての必須資格・心得十か条と追加の十か条(武野紹鴎による)
4.茶の湯者の伝 ~村田宗珠・鳥居引拙・粟田口善法ら、名茶人リスト
5.師に問い置いた秘伝と拙子の注 ~「茶室の事」「材木」
「玉礀八軸の讃」「道守君の補注」
6.別本宗二記 奥書 ~近年発見された千利休最奥の秘伝十項目を含む

今期講座、今回が最終回となりますが、茶道史講座ではほとんど
取り上げられない、歴史的に貴重な茶書に親しむまたとない機会です。
初参加の方、茶道を稽古されていない方も歓迎いたします!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする