工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

歴史ある池坊展で、花材の実や紅葉に、秋を感じる!

2010年11月15日 | Weblog
宮中で行なわれていた、七夕の花会をルーツに、江戸初期から、続く伝統のいけばな展、

池坊展は、11月に開催されます。

高島屋で開催された方を見に行きました。(池坊本部でも同時に開催されています)

絵で残っている、歴代家元の代表作が展示されてあり、古式な生け方のいけばなの

凜とした品格ある、花の生け方も素晴らしいですね!

秋の花展なので、紅葉や赤い実、秋の花に、秋の風情を感じました。

小品の作品にも、心がひかれます!

西洋から来たフラワーアレンジは、足し算で、日本の歴史ある生け花は、引き算と言われ

ますが、日本の生け花は、余分なものを、削ぎ落して、簡素な中に、バランスの美しい、

空間を生かした、造形の美があります。   

生け花は、伝統ある、日本の美だと、思いました!

16日、17日は紅葉を見に行く旅のために、ブログ休みます。

 

池坊展
 

入口

歴代代表作の再現


池坊専永家元の作品


大作は松が花材


赤い実が秋らしい


小品


小品