工房八重の部屋

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報恩寺(京都非公開文化財特別公開)千体地蔵尊の小さく緻密さに驚嘆

2012年12月01日 | Weblog
報恩寺の京都非公開文化財特別公開の時の最終日に行きました。

報恩寺は鳴虎図(なきとらず)で有名な寺です。

今回、12年に1度、寅(とら)年の正月三が日にしか公開されない

「鳴虎図(なきとらず)」が、公開されていました。

鳴虎図を豊臣秀吉が気に入り、聚楽第に掛けたところ、一晩中大きな鳴動に悩まされ、

翌朝寺に返されたとの言い伝えがあるそうです。

初公開の「厨子入(ずしいり)千体地蔵尊」(重要文化財)は13世紀の作とされ、

像高約20センチ。中尊の周囲を、地蔵菩薩の小さい小像が埋め尽くす精緻な作りに

驚嘆させられました。

庭も整備されて、見ごたえがありました。


周辺は西陣の中心になります


入り口





看板


看板からの写真    報恩寺は鳴虎図(なきとらず)で有名な寺です。


ポスター





白砂の庭


白砂の庭











庫裡の天井


台所


出口建物


建物横の庭


「つかずの鐘」
大みそかだけ、法要の後に百八つの鐘が突かれ、参拝客が列をつくる。