工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

焼失した大原寂光院は再建され、黄葉が美しかった!

2012年12月04日 | Weblog
寂光院の創建は古く、椎古2年(594)。聖徳太子によると伝えられている寺だそうです。

文治元年(1185)の壇の浦の合戦で平家は滅びたが、平の清盛の娘の建礼門院は

ひとり源氏の手によって救われました。

建礼門院が出家し、隠棲し、寂光院の傍に庵を結んだ地です。

石段を登っていくと山門があり、くぐると、小さな本堂と書院が建っていました。

本尊は地蔵菩薩立像で、その脇に建礼門院像と侍女像がありました。

平成12年5月9日未明、心ない者の放火により、ご本尊様は大きく焼損してしまい、

修理を施されて、現在は境内奥の耐火構造の収蔵庫に安置されているとのことです。
 
本堂は再建されて、元通りに復元された新たな地蔵菩薩立像が安置されて、

鎌倉時代の制作当時そのままの美しい彩色となっていて、お参りができました。
 
寂光院のご本尊様は、六万体地蔵尊と称される鎌倉時代造立の地蔵菩薩立像(重要文化財)

であったということで、その焼けのこった小さな地蔵尊は拝見できました。

紅葉は終わりかけでしたが、黄葉は美しかった!

大河ドラマの平清盛の影響でしょうか? 寂光院は観光客が多かった! 

寂光院を後にし、友人のお嬢さんの希望で、大原温泉の足湯しながら飲み物が飲めると

いうのを体験しました。体もホカホカと温まって、ほっこり気分でした。

楽しく観光した大原から、車で市内に夕食へと向かいました!


寂光院門


黄葉のもみじがきれい!


境内


本堂











苔と落葉


建物 住職の方がお住まいなのでしょうか?


友人のお嬢さんの希望で、大原温泉の足湯しながら飲み物が飲めるというのを体験
しました。体もホカホカと温まって、ほっこり気分でした。