工房八重の部屋

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大津歴史博物館「百人一首かるたの世界」はかるたの世界に魅了される

2013年11月18日 | Weblog
かるたは昔やった記憶がありますが、めずらしい企画なので大津歴史博物館の

「百人一首かるたの世界」に行ってみました。

百人一首かるたは当初、肉筆彩色で彩られた豪華なかるたが、公家や大名などの間で

用いられましたが、木版をはじめとする、印刷技術の発達とともに、庶民へと

広がり、現存最古の百人一首かるたをはじめ、商家や寺院に伝わる華やかなかるた、

等の展示は、.かるたの多様な世界が拝見できました。

現代までの間に様々に変化した、多彩なかるたの数々が展示されていました。

近代に始まった競技かるたの歴史も紹介されていました。

近江神宮では多くの全国大会が開催されており、大津は競技かるたの開催地なので

今回のようなめずらしいかるたの世界の展示会が企画されたようです。

映像で競技かるたの様子が紹介されていましたが、競技かるたは戦後始まり

歴史が新しい!ことがわかりました。

百人一首かるたの歴史と魅力が楽しめた展示会でした。


ポスター
肉筆彩色のかるたとして、現存最古の百人一首かるたとして知られるかるたは
滴翠美術館所蔵の「道勝法親王筆百人一首歌かるた」
洛東遺芳館に伝わる京都屈指の豪商であった那波家(那波屋)五代目九郎左衛門祐英の四女里代(1693~1762)が、同じく京都の豪商、柏原家(柏屋)四代目九右衛門光忠に嫁いだ際に、婚礼道具として持参した百人一首かるたなど、数多くの肉筆彩色のかるたを展示  展示作品の中には、扇形や駒形など、ちょっと変わったかるたも展示されていました。


近江神宮では、祭神の天智天皇が小倉百人一首の巻頭であることにちなみ、
競技かるた日本一を競う新年の「かるた名人位・クイーン位決定戦」をはじめ、
多くの全国大会が開催されています。


大津歴史博物館
三井寺のとなりの高台にあります


琵琶湖の眺め


琵琶湖の眺め   琵琶湖の花噴水も眺望できました


琵琶湖の眺め  


坂本でイベントが開催されるポスター