工房八重の部屋

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「1400年続く私達の故郷山科の歴史を知ろう」講演会で山科の良さを発見!

2013年11月21日 | Weblog
11月17日(日)にホテルブライトシティ京都山科の3階で山科経済同友会主催による

鏡山 次郎氏(故郷の会事務局長)による「1400年続く私達の故郷山科の歴史を

知ろう」講演会が開催されました。

16ページにわたるレジメを渡されて、そのレジメが映像で説明されました。

山科の坂上田村麻呂公園北側から約2万年前の石器が出土されています。

集落が営まれていたとのこと!近くに征夷大将軍 坂上田村麻呂の墓所があります。

平安時代には山科に3つの門跡寺院がありました。

勧修寺(900年)隋心院(991年)毘沙門堂(703年)で

山科区には60あまりの寺があるとのことです

山科は昔から交通の要所で東海道や奈良街道、東山に出る渋谷街道などの古道があり、

江戸時代から禁裏御領、門跡寺院の領であったので、山科郷士によって自治がされていて

山科郷士は帯刀を許され、禁裏御所の警備につき、御所の門の九門のうち六門を

守もった!幕末には勤王派として山科郷士隊として鳥羽伏見の戦いなどで戦いました

明治時代には琵琶湖から水をひく琵琶湖疎水が明治23年に開通し、その水を田畑にひき

水不足が解消された。

戦後から宅地開発がさかんになり、現在は山科駅はJR6万人地下鉄4万人と乗降客

が京都駅についで多く、人口は13万6000人となっています。

住んでいる山科は、昔は田畑の田舎で戦後に郊外で交通便利な場所としての認識しか

なかったので、今回の講演で山科の古代からの歴史を知り、目からうろこでした。

山科に古くからある歴史ある寺を、これからは訪ねたいものです!


山科経済同友会会長の挨拶


会場


レジメが映像で説明されていきます


山科駅の王将で酢豚弁当を買い、駅近くの公園で食べました!
昼からあと3件行なくてはならないので、時間を節約のため!


公園


公園の黄色に色づいた木々