工房八重の部屋

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スリランカツアーの感想

2016年09月22日 | Weblog
今回スリランカを観光して見て、北海道位の小さな国でしたが、

ポルトガル、オランダ、イギリスの植民地として

500年間支配されていた歴史があります。

1972年にイギリスから完全独立を果たし、

国号もセイロンから本来の民族的呼称であるスリランカと改称されました。

古来、この地はシンハラ人の土地で、彼らは小乗仏教が伝わってからの仏教国でしたが、

次第にインド本土からヒンドゥー教徒であるタミル人が移住してきて、

両者の間の宗教対立が政治的な対立となり、

少数派のタミル人による分離独立運動が現在も続いています。

現在は人口比ではシンハラ人(72.9%)、タミル人(18.0%)、

宗教人口では仏教徒(70.0%)、ヒンドゥ教徒(10.0%)、イスラム教徒(8.5%)

、ローマン・カトリック教徒(11.3%)となっています。(外務省ホームページによる)。

首都はスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテです。

1970年代からシンハラ人とタミル人の対立が激化。1983~02年、内戦が起こった。

1983年に政府軍とタミル人の武装組織「タミール・イーラム解放の虎(LTTE)」

の内戦が勃発、

シンハラ人の政府はタミル語も公用語とするなど妥協を図ったがうまくいかず、

戦闘が激化した。2002年、両派は停戦に合意したが、翌年には停戦は延期され、

06年に強硬派のラジャパクサ大統領がLTTEへの攻撃を開始し、

内戦が再開され、LTTE側は北部を拠点にテロ活動を活発化させた。

08年には正式に停戦を破棄、政府軍の攻勢が強まり、

2009年5月、LTTE側は敗北宣言、内戦は一応終結した。

しかし現在もなお、多数派民族のシンハラ人(仏教徒)と

タミル人(ヒンドゥー教徒)の民族対立が続いている。

そのため観光事業が盛んになったのは近年で、スリランカはまだ.

観光地としての設備などが整って いません!

コロンボなどでは近代的なビルなどが建設されていて

苦難の歴史を乗り越えて、これから発展していく国でしょう! 

小さな国なのですが、世界遺産も多く

寺院を参拝するとスリランカ人の多くの仏教徒を見かけ、

仏教徒の信仰の深さが感じられる旅でした。

インドに比べて清潔で安全な国だと感じました!



スリランカで1番の観光名所のシギリアロック
この岩山に登って,頂上の台地からの360度の絶景の景色は素晴らしかった!