こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
東日本大震災から1ヶ月。
事態が目まぐるしく変わる中で、戸惑い悩みながら、あっという間に過ぎていきました。
3月11日。
あの日、私は紅玉とお取引のある農家さんと会議をしていました。
▲正にあの日、地震前に行われていた会議
運命の午後2時45分頃。
皆の携帯電話から突如聞き慣れない呼び出し音が鳴り響きました。
緊急地震速報のエリアメールでした。
それから間もなく、激しい揺れに見舞われ、お店の建物が軋み始めました。
直ぐに厨房に駆け込み、火を消す様に指示しました。
地震はかなり長い時間揺れ続けました。
停電になり、近くの交差点の信号も消えました。
電気が付かなくては営業出来ないということで、日が暮れる前に臨時閉店し帰宅しました。
長い真っ暗な中をロウソクの火を灯し、冷え込む夜を反射式ストーブで暖を取りながら、帰宅出来なくなった大潟村の農家を家にとめることにしました。
カーラジオから流れるのは切迫したニュースでした。
甚大な被害に見舞われたようだということでしたが、はっきりしたことはほとんど分からず、不安な気持ちを抱いたまま翌朝まで眠りました。
翌朝、お店を臨時休業するか開店するかどうか家内と話し合い、結局開店することに決めました。
お客様に少しでも安心してもらえるし、困ったときこそ役に立てるのではないかと思ったからでした。
開店したところ、予想以上に沢山のお客様がご来店下さいました。
お客様の中には「必ず開いていると信じていた!」と言って下さったお客様もおり、本当に嬉しかったし、開店して良かったとも思いました。
▲停電の中、卒業式も延期に
しかし、同時にこの震災の規模が尋常でないこと、そして福島の原子力発電所が大変な状況にあることを認識したのはそのお昼頃でした。
社員の一人が持って来た携帯ラジオからのニュースで報じられたのは次々と起きる危機的状況、そして壊滅的な被害を受けた太平洋岸の地域のことだったのです。
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
秋田県横手市十文字のデリカテッセン&カフェテリア
紅玉のホームページ
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
東日本大震災から1ヶ月。
事態が目まぐるしく変わる中で、戸惑い悩みながら、あっという間に過ぎていきました。
3月11日。
あの日、私は紅玉とお取引のある農家さんと会議をしていました。
▲正にあの日、地震前に行われていた会議
運命の午後2時45分頃。
皆の携帯電話から突如聞き慣れない呼び出し音が鳴り響きました。
緊急地震速報のエリアメールでした。
それから間もなく、激しい揺れに見舞われ、お店の建物が軋み始めました。
直ぐに厨房に駆け込み、火を消す様に指示しました。
地震はかなり長い時間揺れ続けました。
停電になり、近くの交差点の信号も消えました。
電気が付かなくては営業出来ないということで、日が暮れる前に臨時閉店し帰宅しました。
長い真っ暗な中をロウソクの火を灯し、冷え込む夜を反射式ストーブで暖を取りながら、帰宅出来なくなった大潟村の農家を家にとめることにしました。
カーラジオから流れるのは切迫したニュースでした。
甚大な被害に見舞われたようだということでしたが、はっきりしたことはほとんど分からず、不安な気持ちを抱いたまま翌朝まで眠りました。
翌朝、お店を臨時休業するか開店するかどうか家内と話し合い、結局開店することに決めました。
お客様に少しでも安心してもらえるし、困ったときこそ役に立てるのではないかと思ったからでした。
開店したところ、予想以上に沢山のお客様がご来店下さいました。
お客様の中には「必ず開いていると信じていた!」と言って下さったお客様もおり、本当に嬉しかったし、開店して良かったとも思いました。
▲停電の中、卒業式も延期に
しかし、同時にこの震災の規模が尋常でないこと、そして福島の原子力発電所が大変な状況にあることを認識したのはそのお昼頃でした。
社員の一人が持って来た携帯ラジオからのニュースで報じられたのは次々と起きる危機的状況、そして壊滅的な被害を受けた太平洋岸の地域のことだったのです。
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
秋田県横手市十文字のデリカテッセン&カフェテリア
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