横沢曲りねぎをGET!

2020-10-26 20:46:48 | その他地域の農業生産者の皆様

こんばんは。
秋田県横手市十文字町の宅配弁当、オードブル「紅玉」の『たかはしもとい』です。

コロナウイルス感染拡大により、病に倒れられた皆さま、そのご家族の皆さま、並びに大きな影響を受けられている皆様にお見舞い申し上げます。
当店ではお食事提供を再開致しておりますが、感染防止の為、ご来店にあたっては、マスクの着用をお願い申し上げます。

今日は朝、大仙市太田地区のお取引先さまへりんごのお届けに車を走らせました。

その帰り道、気になる立て看板。

▲横沢曲がりねぎ直売

以前から「あきた伝統作物研究会」で曲りネギのことを聞いてはいたので、これは是非手に入れようと立ち寄ることにしました。

▲自宅にある農作業小屋が直売場

▲畑にいる場合は呼び鈴を押す

▲曲がった姿が印象的

２キロで５００円という価格なので４キロ購入し、お店に持ち帰ることにしました。

横沢曲りねぎは江戸時代よりこの地域で栽培されているねぎで、江戸時代の紀行家　菅江真澄の紀行文にも記録されています。

驚くべきはこの栽培方法で、１年目に種を播いて普通に育てた後、２年目に生育の良いものを定植し土寄せをして白い部分を育て、２年目の夏場に掘り起こした後、斜面に寝せて育てます。

実に２年をかけて育てたねぎを、今時期に収穫するわけですが、販売期間も短く、１１月初めには終売してしまうのです。
２年かけて育てる歳月と、２度も植え替える、何度か土寄せをするその手間の結晶ともいえるこの横沢曲りねぎですが、どんな食べ方が向いているのでしょうか。

生では鮮烈な辛味が美味しく、薬味として美味しいですし、さっと火を通して食べると甘味が際立ちます。
焼きねぎ、鍋物、そして味噌汁と、本当に美味しいねぎです。

当店も明日以降、お惣菜にしていこうと思っています。

とても美味しいねぎなのですが、手間のかかる栽培であるが故、生産者は次第に減少しているというのは伝統作物にはよく聞かれること。
この美味しいねぎを栽培し続ける生産者の倉田さんは十代目と代を継いで栽培し続けているのですが、これからも是非この地域の宝を守り続けて欲しいと思っております。

このねぎの販売も来週まで。
ご興味のある方は大仙市太田地区へお急ぎ下さい。
角六線の道沿いの看板が目印です。

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お店にいらっしゃるのが難しい方、「三密」を避けた買い物をしたい方、自宅の暮らしを丁寧に楽しみたい方、是非ご利用をご検討下さいませ。